- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576151878
感想・レビュー・書評
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3年前くらいに一度読んで、今回再読。
この本のやり方を自分なりにアレンジして数年、職場でもプライベートでも「仕事が早い」という評価をもらえるようになっていました!
やらなければいけない、考えなければいけないことが複数あるのことがストレスの元になっていたので、これを頭の中から、別の場所で管理することに変えたのはとても効果があったなーと感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2月21日/森山
■こんな人におすすめ
タスク処理に課題がある人
■読んだ目的
タスク処理の精度を上げたい
■業務に置き換えてどう活かすか
基本となる5つのステップでタスク処理を実行する
STEP.1:収集
STEP.2:処理
STEP.3:整理
STEP.4:レビュー
STEP.5:実行 -
結局、何事にも「目的」と「Next Action」があって人は後者まで考えられていない。
ネクストアクションまで深く考えないとそのアクションで必要な要素までクリアにできない。
→何をいつまでにするか記載するTo Doリストではなく、目的達成までに必要な具体的なアクションまで記載するプランを作成すべき
【感想】
忙殺されてる時に読むべき本。
今の時代紙をフォルダで整理することとかないし、ひと昔前の世界向けに書かれた本って感じかな -
GTDについて事細かに書いている
ただ翻訳のニュアンスの問題なのか原文がそうなのか、各章唐突に始まるのでまとまりがない印象を感じた
GTDの前知識が多少あって、辞書的に使うのかいいかも -
youtubeで紹介されていたのを観て、興味が出た。
読む前は「なにやら人生がうまくいく方法らしい」くらいの認識。
頭の中を全部出して、適切に振り分けることのようだ。
「あれどうなったっけ。そういえばそれもあったな。あー、これやってる途中じゃん。あばばばば」というのから解放されるための手段とのこと。
結構、骨太な内容。
今までシステム手帳にやること全部放り込んでいたけど、ちょっと似ている。
ただプライベートも考えた場合、それだけでは収まり切らない。
本に書いてあるような物理的な方法は難しそう。
場所と、道具をそろえるお金が足りない。
先人たちの知恵を借り、パソコンで済ますことにしよう。
定期的に見なおすというのは、大事だけどハードル高い。
決まった曜日に休みじゃないので、そこは工夫せねば。
ちょっとずつ慣れていくとしよう。 -
すごくすごくすごくいい本なんだとは思うんだけど。
読み終わるまでのストレス半端ねー。笑笑!!!
なんだろ、なんだろ、このうるさいくらいに訴えてくる感じ。
すげぇうるさい細かい本。
でも
すごい為になるから、すごい言ってくるんだと思う。これができたら本当にすごいんだ!すごいから!やってみて!!!!
っていうのが、すごくて。
読むストレスってのがなかなかです。笑
めっちゃ読むの疲れた。
中身はきっとすごいこと書いてあんだと思う。思うよ。 -
一番好きなタスク管理。なかなかすべては実行できないけど、2分以内にできることは今すぐしようというのは心がけている。
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エネルギーを回復する特効薬は「済んでいないこと」を片付けること。
2章
基本5ステップ
①タスクを全て書き出す(把握する)
②next actionを明らかにする(見極める)
③1ヶ所のリストにまとめる(整理する)
④週次レビューする(更新する)
⑤確信を持って今やるべきタスクを選択する
②
・2分以内に終わるなら今やる。
・他の人に任せてもいい。
⑤
いま何をすべきか選択するための観点1
・タスクが今できるか(PCがないとできない)
・使える時間
・使える気力と体力
・優先度
いま何をすべきか選択するための観点2
・あらかじめ決まった仕事
・予定外の仕事
・GTDの仕事
いま何をすべきか選択するための観点3
・レベル5 人生の目標、在り方
・レベル4 長期的な構想
・レベル3 1〜2年後目標
・レベル2 重点的に取り組む分野
・レベル1 現在進行形のプロジェクト
・地面レベル 今日のタスク
3章
ナチュラルプランニングモデル
脳が自然に行うプロセスだが、仕事では意外にやってない。
騙されたと思ってやってみてほしい。
①目的は何か
②結果をイメージする
③実現に向けたブレインストーミング
④思考の整理
⑤次の行動を判断する
①目的を明らかにするメリット
・意思決定の基準になる
・大事なことに集中できる
・達成のためなら手段にこだわらなくなる
・結果の評価の基準になる
・モチベーションが上がる
②結果をイメージする(whyではなくwhat)
・成功を思い描く(アスリートも実施する)
・イメージできないと達成の道筋が見えない
③ブレインストーミング
・アイデアを記録できる
・1度目のアイデアを元に更にアイデアを出せる
4章
脳は賢くないので、自動的にできる仕組みを作る。
例:仕事に持ってく書類を鍵置き場に置くと翌朝忘れない。
・週次計画とレビューをする、誰にも邪魔されない時間と場所を確保する(夕方以降はおすすめしない!)
9章
・予定外の仕事の割り込みは人生につきもの。
・やることリストは逃げないので緊急の仕事を先にやってもいい。ただ高い視点で、目的のために緊急の仕事を調整する必要がある場合もある。
・どんなに忙しさに追われても、リストを見直して更新する。さもないとパフォーマンスが低下する。
・状況を認識するだけでも大きな前進になる。自分の経済的な現状や、気になる買収先の実態など。
・人生の目標からトップダウンで現状を見直すほうが本来良いが、実行レベルのタスクをきちんと管理できている人しかこの方法はできない。
■ボトムアップで現状を見直す方法
▲地面レベル
・気になることを全て把握し、その目的を明らかにして行動リストを整理する。
▲レベル1
・次取るべき行動を見極める。
▲レベル2
・仕事や家庭での自分の役割、職務を明らかにする。
・重点的に取り組む分野リストを作る。
▲レベル3〜5(展望、目指す方向、長期目標)
・1年半後に何をしたいか。どうなっていたいか。
・1年半より長い展望は何か。(結婚、子供、キャリア、趣味)
※新しい目標を立てろと言っているわけではないことに注意!
・自分の存在意義は何か。
・思い浮かんだことは1ヶ所(GTD)にメモして頭から追い出そう!
11章
マイナス感情の原因
・「把握する」と目を逸らしていたことに向き合わなければならず、嫌な気分になる。自分との約束を守れなかったことの罪悪感。
対策
・長い間片付かないことはやらないと決めて削除して解放される。
・守れなかった時の代償(嫌な気分)を考慮して、守れない約束を自分としない。頼まれても断る。
・2分でできることをどんどんやって自信をつける。
・予定を変更する。今週やることを決める。逆に今週はやらないと決める。
12章
・面倒なことも、次の行動が明確になれば早く片付けてしまいたいと思える。
・次取るべき行動を決めると、達成感と当事者意識を得て自尊心を取り戻せる。必要に迫られてから行動すると逆に自信を失う。
14章
・GTDは認知科学の観点からも精神に良い。
■ポジティブ心理資本
高い処理能力を発揮するための4つの資質。
①自己効力感
→何をすべきか把握できており、自信とコントロールに繋がる。
②楽観性
→目的を持って目標に向かえば成功するという因果関係が見えるようになり、楽観的になる。
③希望/ビジョン(目標と軌道修正)
→達成すべき状態とそのための行動を設定する。
④レジリエンス
→困難に直面しても冷静さとコントロールを保って対応できる。
15章
・GTDもテニスのフォア、バック、サーブ、ボレーのように一つ一つできることを増やしていく。
・完全に習得するには2年間ほど運用し続ける必要がある。
・しかし、一部だけ習得するだけでもかなりの効果を感じられる。例)2分ルールなど。
・一度GTDをやめてしまっても、スポーツと同じでやり方は覚えているので、また再開できる。
・GTDを習得できているかは、多忙なことを言い訳にGTDをやめてしまったか、逆にGTDを活用して危機を乗り越えたかでわかる。例)出張続き、インフルで寝込んだ、通常の仕事に加えて大きなプロジェクトが発生した。 -
なるほどプロジェクトやタスク整理のヒントになった。外部メモリにさっさと出す、次のアクションを予め考えておく、「気になること」を分類する、あたりがポイントか。整理術については何となく、こんまりメソッドに通じるものを感じた。まずはメールのinbox整理から始めてみよう。