- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576161358
感想・レビュー・書評
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頭をすごく使う本です。
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かなり読み応えがあるが、おもしろいものと納得いかないものとが入り混じっており、圧倒的に後者が多いよう感じた。 まえがき通りパズル・パラドクス・ジレンマの3種類を散りばめた問題ではある。 しかし工夫を凝らして作られたというより、数学の「命題」で習う真偽、否定、逆、対偶をこねくり回した言葉遊びに思えるものが多く(それが論理的思考だと言われればそれまでだが) 個人的には、必要以上に読者がこんがらがるよう仕向けているだけで、問題そのものが上質であるようにはあまり感じなかった。 クレタ人の問題とトロッコは好き。
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フォトリーディングのみ
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頭が痛くなる。
また、時間のあるとき読もう -
すんなり納得できないところも多いし、だんだん考えるのが面倒くさくなってくるし、著者の物言いが鼻につくところもたくさんあるけど、そういうマイナス要素を差し引いても、なるほどと思わされたりはっとさせられたりする部分もあるから、「論証力を磨く」という売り文句どおりの効能が得られたかどうかは甚だアヤシイけれども、いままでにない考え方の切り口を得られるという点で有意義な一冊。
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同一性、大数の法則、観測選択効果、モンティホール問題を初めとする条件付き確率の問題など好奇心を満たしてくれる問題が多く収録されて楽しめる。
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論理力つまりロジックを鍛えるための問題集という内容のものです。聞いたことのあるような内容から、こんな風に考えるのだと驚くような回答が出てきたりして、頭を結構使いながら読ませていただきました。答えというのは、直感や経験からではなく、粛々とした論理の結果であるということを冷徹に突きつけられたような感覚を持つことを求められます。考えるとはどういうものなのかを知らせれた、ある意味読むのがきつい内容でした。その問いに意味があるとか無いとか、感覚的に受け付けないとか、そういう身体的なもので物事を考えがちなのだと、責められているような気がしました。しかしそれを克服した先に何があるのか。それをおぼろげながら教えていただけたのではないかと感じています。
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かなり読み応えがあるが、おもしろいものと納得いかないものとが入り混じっており、圧倒的に後者が多いよう感じた。
まえがき通りパズル・パラドクス・ジレンマの3種類を散りばめた問題ではある。
しかし工夫を凝らして作られたというより、数学の「命題」で習う真偽、否定、逆、対偶をこねくり回した言葉遊びに思えるものが多く(それが論理的思考だと言われればそれまでだが)
個人的には、必要以上に読者がこんがらがるよう仕向けているだけで、問題そのものが上質であるようにはあまり感じなかった。
クレタ人の問題とトロッコは好き。 -
いやぁー難しかった。問題を読んでも解ける気がしないので、解説を読んで納得したり飛ばしたりした。死ーぬがどうしても受け入れられない(問題はそこではないが)。トロッコ問題は読み応えがあった。
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単行本時に既読。文庫を再購入。