悲しみにさよならを (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
- 二見書房 (2020年2月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576200224
作品紹介・あらすじ
16歳のローガンは、ルイジアナ州の小さな町で、親代わりの兄デイモンと二人暮らしをしていた。ある夜、謎の男が自分の妻の殺害を兄に依頼してきた。兄が断ると、男はその場で兄を射殺した。その現場を隠れて見ていたローガンは、男の車が白いシボレーであることしか確認できなかった。不十分な目撃情報を通報すれば、今度は自分が目撃者として犯人に狙われるだろう。しかし事件を知らないふりをすれば、遺体が発見された時に、未成年である自分は養護施設に送られてしまう。両方の可能性を恐れたローガンは、遺体を現場の沼地に埋めて兄の死を隠蔽し、人知れず故郷から姿を消した。
10年後、ローガンは未亡人となり、亡夫のビジネスを引き継いでいたが、兄の殺人犯を捜そうと決意する。犯人の手がかりは10年前の夏に白いシボレーに乗っていた男で、その後、妻を亡くすか離婚しているはずだ。ローガンは該当する男の調査を探偵事務所に依頼し、亡夫の親友ウェイドにビジネスを任せて故郷に戻った。
故郷でローガンを待っていたのは、兄デイモンを殺した犯人、通称ビッグボーイだった。彼はデイモンに生き写しのローガンが大人になって町に戻ってきたことを知って震え上がり、自分の犯行を嗅ぎつけられる前に彼女を殺そうと狙撃するが、慌てていたため致命傷にはいたらなかった。病院に運ばれたローガンを助けるために、昔から彼女に恋していたウェイドが駆けつけ、犯人を捜しはじめるが…。
感想・レビュー・書評
-
事件の解決が非常にあっさりしていてものだりなさを感じる。ストーリーは一応しっかりしている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
凄く強い女性ですね。尊敬します。