- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576200972
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『恐い間取り』第2弾。さらに新たな事故物件に住み続けている著者が体験&取材した不思議な話を間取り付きで紹介。
感想・レビュー・書評
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事故物件とは、自殺、他殺、孤独死など何らかの理由でそこで人が亡くなった物件のこと。
事故物件住みます芸人松原タニシの事故物件怪談 恐い間取りのパート2である。
第一章 僕と事故物件
第二章 誰かの事故物件
第三章 事故物件の旅
夏でもないのに恐い話を開いてしまった。
幽霊を見たこともなく、霊感が強いわけでもないが、なぜか寒気を感じる空間には居たくない。
それがデパートの片隅とか…であったりした場合は、避けたい。(そういう噂があり、知らずに行ったのだが、実際頭痛がした覚えがある。かなり前のこと。)
祟りとかも信じたくはないのだが、自分が自分の意思で行動せずなんらかの力で思いもよらない行動を起こしたり、不慮の事故に遭ったりするとゾッとする。
この中でも恐く感じたのは、第二章の豹変する部屋である。
家族に降りかかる災難、これは災難なのか…
ありえないほどの出来事にゾワッどころじゃない恐さを感じた。
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今回も写真が怖かった、一冊。
まずはこちらを執筆された時点でお元気なタニシさんにひと安心。
そして相変わらずの数々の事故物件巡り…写真と共にいざなわれた。
前作の事故物件のその後、まだ前作の記憶があるだけに生々しく響いてきたな。
事故物件の旅は恐怖の中にほんのりせつなさを漂わせていた話が印象的だった。
それにしても写真がやっぱり怖い。
タニシさんの同居人、あんなにいらっしゃるのね。戯れる姿に言葉が出ない。
あと一年。向き合うタニシさんに読み手としては 心配…その言葉しか出ない。 -
話が淡々としていて
妙な尻切れトンボ感が
余計にじわっときます
また 心霊的な話も怖いんですが
事故の後の特殊清掃の話や
大家さんからの高額の賠償金など
違う意味で怖い話も
間取りが載っているのも
妙にリアルに想像してしまって
風呂場で読むと 湯が冷たく感じるくらいです -
1を読み終え、すぐさま借りた今回の本!!!
やはり、タニシさんスゴイ。。。
事故物件に住み続けるうちに、本人自身にも特殊な能力が備わってきているのが目に見えてわかる。笑笑
私には真似出来ない!!!
霊の女の人に好かれたり、エロ本孤独死じいさんと会話?したり、すごく面白かったです〜♪ -
またも、読み応えがあった。構成としては著者が暮らした事故物件と過去の物件のその後を追った第1章、知人等から寄せられた物件および現地に宿泊した体験談の第2章、全国規模の物件(旅館や神社にも及ぶ)の第3章となっている。
前回も思ったけれど、起こる心霊現象はあまりない。ただ、因果なのか、祟りなのか関わった人が次々不幸になる、命の危機にまで及ぶ恐ろしい物件もあって、淡々と過程が書かれているのが逆に怖かった。
著者があとがきで書いているように、だいぶ事故物件との向き合い方がわかってきたということで、生きてる人も死んでる人も同様に向き合っているというのは伝わってくる。変に感情移入しないというか(非情というのとは違う)。
個人的には死を意識する年齢に近づいてきたからか、自分の死に方についても考えてしまった。考えてもどうしようもないのだけれど。突然訪れるものかもしれないし。-
事故物件といえば、例の事故物件のサイトを見ていたら、実家の近くに一家心中の家があって(^_^;
しかも、地図が指しているのは、かつてのバイ...事故物件といえば、例の事故物件のサイトを見ていたら、実家の近くに一家心中の家があって(^_^;
しかも、地図が指しているのは、かつてのバイト仲間の家の辺り。
げっ!って、よく見てみたら、たぶん、そのかつてのバイト仲間の数軒隣の家らしい。
ということで、そのかつてのバイト仲間に話を聞ければ一番いいんだけど。
今は連絡先がわからないので、他の数人に聞いてみたんですけど、みんな「一家心中? ○丁目で!?」と首を傾げるばかりで。
事故物件のあのサイトも、どこまで本当なんだろう?と思ってしまいました。
2023/05/08 -
こちらにもコメントありがとうございます。
大島◯るのサイトですよね? 私も見てみました、自宅の周り(笑)。
近所で火事があったのは実際に...こちらにもコメントありがとうございます。
大島◯るのサイトですよね? 私も見てみました、自宅の周り(笑)。
近所で火事があったのは実際に見たので知ってるんですけど、人が亡くなっていたのは知りませんでした。じつは自宅であるマンションじたいもそうなんです。詳細は言えませんが。
昔、妹が暮らしてた家の近所で一家心中がありました。妹も知ってる人だったみたいでショックを受けてましたね。
そんな感じで、意外と身近に事件はあるんだなと思ってる今日この頃です。2023/05/09
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2023年5月8日読了。事故物件住み芸人・松原タニシ氏によるこわい物件をめぐる自身や周囲の人々の体験談集。律儀に各エピソードに間取りが載せられているが「怖い間取り」は特に出てこない…間取りも色々人間も色々。かつての事故物件を訪れた際に氏が「懐かしい」と発言してそこから怪異現象が発生した、嫉妬した霊が同行の女性タレントに霊障を及ぼすなどのエピソードが興味深い。霊が実在するのなら、何かを訴えたくてそこに留まっているものを「怖いものに蓋」とばかりに遠ざけようとするのは霊のためにもならない、積極的に霊と交流しようとすることが供養なのではないか、という視点は納得させられるものがある。霊や超常現象が怖い、と感じるのは理解できないからなのか?それは知らない外国や他人を「怖い」と遠ざけることと何が違うのか?など考えさせられたり。でも事故物件はいやだけど。
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2022年読み始め。去年は少し読書量が減ってしまったけど、今年も好きな時に好きなものを読んでいこうと思います。
事故物件住みます芸人(改めて思うけどすごい芸人だ)の松原タニシ氏の「恐い間取り」第二段。前作も面白く読んだけど、今作も面白かった。
霊感もないし、今まで心霊現象に出会ったことはないけど、松原氏が結構怖い目とか不思議な目にあってるのを読んでると、幽霊ってほんとにいるのかなぁと思えて来る。最初に住んだ事故物件で女の霊?に好かれてしまった話は端から聞くだけならとても微笑ましい(怖いけど)
松原氏が全てを失くすと言われた2021年が終わりましたが、どうだったんだろうか。第3弾が出るの期待。 -
間取り関係ないんじゃ……?
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事故物件、怪談、そういったものに興味がある人にはオススメ。文章や章だても変化がみられて面白い。
本当に事故物件はあると、この本をみると感じる。 -
1.おすすめする人
→心霊スポットがすき、「大島てる」を見ている、
怖すぎるのは苦手
2.感想
→前作を読んだ人はぜひ読んで欲しい。
タニシさんが住んだ事故物件の
その後が描かれている!
怖すぎず、でもたまにゾッとする話。
時折出てくる写真に驚かされる。