土のコレクション (ふしぎコレクション 3)

著者 :
  • フレーベル館
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本棚登録 : 181
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577028605

感想・レビュー・書評

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  • この本がすごく好きで図書館にあったらすぐ借りちゃいます

  •  なんと,この本の著者が,奥能登国際芸術祭2023で,作品を作っているです。まったく知らなかったので,作品会場にこの本が置かれていてびっくりしたというわけ。
     その作品とは,能登半島各地から採集してきた土を大きな床に書かれた地図上においてあるだけのもの。これを見るなり,わたしは,その担当の方に
    「これとよく似た本がありますよ。『土のコレクション』という本です。柳田の土も載っていますよ」
    というと,受付の方が
    「そうです,その方が作られたのです。本もここにありますよ」
    というではありませんか。
     勝手に科学者と芸術家は別物だと思っていたのですが,どうも,そんなに内容に違いはないようですね。
     ダビンチなんて,科学者でも芸術家でもあったんだし…。
     そんなわけで,もう一度,本棚からとりだして,じっくりと読んでみました。
     改めてみてみると,珠洲市の土も出ていたわ。
    「能登半島に行ったら,土は茶色いものだというイメージがすっかり打ちくだかれるはずだ。」(18ぺ)
    とも書かれています。ほほ~。

  • まさに土のコレクション!
    全国津々浦々から採取した土の写真に驚きました。とてもカラフル!身近にある土に、こんなにも違いがあるとは…茶色ばっかりと思っていました…
    土の美しさを楽しむ本ですが、科学的な説明も載っています。
    土のコレクションの作り方や土を使った紙染めなど、自由研究にも活かせそうです。

  • 日本全国いろいろな場所からひとつかみの土をとってくる。ガラスびんにいれて並べる。赤、ピンク、黄、オレンジ・・こんなにきれいな色があるんだ!
    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より)

  • 三田市有馬富士自然学習センターで展示物を作成するときに参考文献にしました。土と絡めて左官技術についても紹介し、ワークショップを開催したのが懐かしいです。展示開催に際し、淡路島の近畿壁材工業さんにご協力いただきました。

  • こんなに違うんだって驚きました。

  • 第2回知的書評合戦ビブリオバトル 一般の部 テーマ「色」で紹介した本です。

    https://www.facebook.com/100426516810969/photos/a.114449905408630.1073741825.100426516810969/338993922954226

  • この本を見ると土の美しさに圧倒されます。
    土ってこんなにも色鮮やかだったのか、と思うんですよ。
    中に含まれている鉱物がとか元素がとか、
    難しいことを抜きにして見るだけで楽しめます。

    また、全国の地図とともに土が紹介されていたり、
    土の標本の作り方が書かれていたり、
    自分で手を動かしてみたくもなります。

    たかが土、といって侮るなかれ。
    最近は土に触れることが少なくなってしまいましたが、
    身近な土に目を向ける、そのきっかけになる一冊です。

  • 同じ県内でも場所によって色んな色。黒い土は人間の働きかけによって作られる。火山の灰が関係しているところ、鉱山があるため珍しい色の土があるところ、粘土質の多い中部地方(だから焼き物の名産地)、暑くて雨が多い南西諸島は赤い土、北陸の土は実に色鮮やか…などなど、普段意識することのない土の新たな発見がいっぱい。小学生でもできるいくつかの工程を踏んで目の細かいサラサラの土にして、試験管やビンに詰めて並べたら土のバリエーションに驚くと思う。鉛筆や紙、胃薬などにも入っている土を、より身近に感じられる楽しい本。

  • 土、きれい

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