まんなかのはらのおべんとうや

  • フレーベル館
4.29
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本棚登録 : 156
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577042113

作品紹介・あらすじ

おべんとうやのあなパパさんは、きょうもおべんとうをはいたつしてまわります。するとどこからか「おなかすいたー」とこえがきこえてきて…。おいしそうなお弁当にくぎづけ!配達ルートをたどれる!おかずでしりとりが楽しめる!何度も読み返したくなる工夫がいっぱい。やさしい祈りがぎゅっと詰まったお弁当絵本!4才ごろから。

感想・レビュー・書評

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  • “まんなかのはら”に建つお弁当屋さんの絵を見て、4歳6ヶ月の息子が「ポツンといっけんやだね」と一言。思わず笑ってしまった。
    あなぐまのあなパパさんが作るお弁当は、注文した人それぞれに寄り添った優しさと真心がギュッと詰まった心が踊るお弁当。しりとりになってるおかずのアイデアは日々のお弁当作りに活かしたい。
    ♪どんな ときも どんな ことも だいすき うふふ ありがとう♪の歌詞は、あなパパさんの感謝の気持ちを忘れないで働く姿勢に自然と繋がるなぁ。
    胸の中がすっかり温かいもので満たされる、そんな読後。

  • 2022.08 1-1

  • あなパパさんのお弁当屋さん、だんだんむらのみんなを思いやるお弁当作りはお客さんの心に寄り添っていて思いやりがあって温かい。絵も可愛らしくも個性的なところがあって、工事現場の仲間たちは、あまり絵本で見ないパターンで微笑ましかった。ストーリーから温もりが伝わる絵本です。

  • 5歳息子と3歳娘に。
    お弁当が本当に美味しそうで作りたくなる。お話もとても優しい。

  • アナグマというと「でこぼこフレンズ」(笑)
    このアナグマはお弁当屋さん。
    しかも、かなりの柔軟さで美味しいお弁当をお届け!
    シリーズありで続編も楽しみ♪

  • まんなかのはらのあなぐまのお弁当屋さん、あなパパさん。
    一人暮らしだけれど、みんなのパパみたいだからそう呼ばれている。
    今日も朝からお弁当を作ってお客さんに配達。
    ヤギのおじいさん、うさぎの家族、イノシシやカワウソの工事現場の仲間たちへ。
    お昼になったのであなパパさんも丘の上のうふふの木の下で、自分のお弁当を広げる。
    そこへねっこねずみというねずみが現れる。
    料理係りが風邪を引いて料理が作れないのだとか。
    ねっこねずみのしっぽを掴んで進むとあなパパさんの体は木のねっこの小さな穴に入るくらい小さくなってしまった。
    辿り着いた先の部屋で自分のお弁当を人数分のお弁当に作り変える。
    ねっこねずみたちはうふふの花がちゃんと咲くように舞を舞って祈るねずみたちだのだとか。
    あなパパさんはお礼に舞を見せてもらって地上へ帰る。
    そういえば、お昼を食べてないことを思い出し、家へ帰るのだった。

    お弁当屋さんが小さくなって一挙ファンタジックな世界へ。
    一つのお弁当を作り変えて数人分のご飯に。
    ご飯から小さなおにぎりへ、がかわいらしかった。

    うふふの花、って面白い名前。
    思わずほころんでしまいそうな名前。

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著者プロフィール

やすいすえこ 1956年東京生まれ。 『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で第12回絵本にっぽん賞を受賞。 絵本に『かぜのでんしゃにのって』(絵本塾出版)「まんなかのはらのおべんとうや」シリーズ(フレーベル館)『とってもとってもいいきもち』(フレーベル館)『だあれ?だあれ?』(金の星社)、紙芝居に『できたかなまーだかな』『こころもりの冬じたく』など作品多数。

「2021年 『紙芝居 みんなで げんき ななくさがゆ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

やすいすえこの作品

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