- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784579113354
感想・レビュー・書評
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少女向け。
若い御嬢さん向けには、かわいらしい。
ただ、たびたび出てくるポエム的なコピーが気に入らない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フリル&ギャザーな初中級者向け洋裁本。
シンプルにギャザーを寄せただけのものから、ピンタックやフリルが盛りだくさんの凝ったものまで、個人的に創作意欲を刺激される作品が多数。
コーディネートされているペチパンツやバブーシュカ等のちょっとした小物も、簡素ながら作り方を載せていて、好感。
雰囲気を盛り上げる小物の写真や、スタンプ使い等の演出も文化出版局らしく抜かりないです。
少し残念なのは、後ろ姿や斜めアングルの写真しかない作品が数点あること。バックスタイルのデザインはHow to makeのイラストを見れば分かりますが、写真でも見たいです。
あと、ギャザーの寄せ方(シャーリングのしかた)は、方法の紹介程度に留めてあり、綺麗に仕上げるコツなど細かいことは載っていません。
既に洋服を何点か作ったことがあり、ナチュラルガーリーなテイストが好きな方に適した本だと思います。
付属の実物大パターンはS、M、ML、Lの4グレード。
余話:
P23のシャーリングブラウスは、ミセスのスタイルブック(2010年初夏号P48)に掲載されたものと同じ(色違い)っぽいです。櫻井悦子さんのブランド「inner-child」のもので、9,975円と記載されていました。
スタイルブックの方には製図しか載っておらず、いいなぁと思いながらも二の足を踏んでいたので、これを見つけた時は思わずガッツポーズ。
スタイルブックの製図を参考に自分の原型(文化式婦人原型)からパターンを起こし、本書で手順を確認しながら縫い上げる、なんてことも可能ですね。ブラボ〜。
追記:
本書P21のコートとP30のワンピース、どこかで見たような…と思ったら、最近発売されたばかりの「ミセスのスタイルブック最新号(2011年春号 P40-41)」でした。うっかり。
本書よりもミセスの〜の方が写真が大きく、見やすいです。モデルはさとうやすえさん。製図は文化式原型成人女子を使用したもの。実物大パターンや作り方はありません。製図だけでわからなければ本書をどうぞ、ということですね。