私の保存食ノート いちごのシロップから梅干しまで

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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784579203574

感想・レビュー・書評

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  • 友達が「料理本は古いのは買わない。調味料が古いから」って言っていたけど、私は好き。読んでいて楽しい。

    とは言え、この本は昔ながらのやり方なので、実際には最近の料理本と見比べながら簡単な方を採用して作ってるけど。

  • どれもこれも簡単と言いつつ、とにかく手間かかる材料も家に普段あるものではない物も多い。

    しかし、なんとも丁寧な言葉から料理から暮らしぶり。憧れます。

    いくら専業主婦といえど、一体どこにこんな時間があったのでしょう。

    憧れはすれど、とても真似できそうにありません。

    料理本なのに、端々に時代背景がわかる一言書きがとても楽しいです。

    例えば

    主婦の夕食時の理由なき不在を姑が口癖のようにいましめておりました。とか(笑)

    なによりもまず、主婦は名コックで、家族の主治医で名看護婦で、また苦情受付係として家中のものの不愉快な話などの上手な聞き手であり、子供のしつけは一人で引き受け、、、、

    これらを『当たり前』と不満も持たず、誇りを持ち生きていたとか、、、、


    時代の変化の恐ろしさよ。
    料理本と思えぬ奥深さ。おもしろい!

  • 夏みかんの皮の砂糖漬け、それを使ったクッキーを作ってみたい。
    この人のエッセイをもっと読んでみたい。

  • おみおつけの煮返しはきらい。みそ汁はさっとふき上がったところでなくてはだめ。お椀のふたも、ご飯のふたも、湯気のしずくが落ちるとまずい。たっぷり盛りつけるとまずそうでいけない、もう少し食べたいなと思わせるくらいのところが最上。
    そんな主人の神経質で気むずかしい口も気にならず、腕のふるい場所を見つけたような気持ちになるとは。。理解できない。が、すばらしいことだな。

  • 母親が愛読していた。何年たっても良いものは良い。

  • 逗子図書館にあり

  • 基礎10位

  • 生姜をたくさん貰ってなにか保存方法はないかと探した本。古い本だけど少し分量を加減すれば今でも使える。
    古き良き時代の調理法だと思われるものも多々あるが。。。
    それは臨機応変に作ってみようかなと。

  • 丁寧に綴られた保存食の作り方、用途など、著者の几帳面な性格がにじみ出る素晴らしい料理本だと思います。
    料理本というそれだけには収まらず、著者が幼い頃のちょっとしたエピソードや夫婦で行ったドイツ旅行の話などが織り交ぜてあり、エッセイ、という点でもとても読みごたえがあります。

    私はこの本のおわりの方の、著者の旦那さんが書かれた「妻のこと」という文章がとても好きです。

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著者プロフィール

明治42年、東京・小石川生まれ。政治家の夫を支える傍ら、持ち前の料理の腕を活かして女性誌にレシピを発表するなど、元祖カリスマ主婦として知られた。他著書に『私の保存食ノート』『私の洋風料理ノート』。

「2014年 『季節のうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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