パディントンの手紙 Paddington's Post

著者 : マイケル・ボンド 関根麻里

• 文化出版局 (2023年8月11日発売)

作品紹介・あらすじ

60年以上も前から世界中で愛されているくまのパディントンは、遠い国ペルーからロンドンへやってきました。やさしくおうちにむかえいれてくれた、ブラウン一家との暮らしや、ペルーにいるルーシーおばさんとのやりとりのリアルなお手紙が封筒のページに入っています。

感想・レビュー・書評

[F##さんの感想 · 2023年12月17日]

"Paddington's Post" was published in 2019. The Japanese version was published four years later in 2023. If you like "Paddington's Christmas Post", "Paddington's Post" has the same overall structure, so it's a very enjoyable book. All the spreads have a gimmick that allows you to have fun inserting them into the story.

2019年に刊行された"Paddington’s Post"の日本語版が『パディントンの手紙』で、日本では2023年8月に発売されました。その二か月後に『パディントンのクリスマスの手紙 』も発売されています。

この2冊は同じ形式の本で、見開きすべてがほぼパディントンからのお手紙で構成されています。文字数も少なく仕掛けが多いので物語の中にスッと入りやすい感じの構成になっていて大人も子供も楽しめる一冊です。

著者プロフィール

サイエンスライター。『The Power of Others』で2015年イギリス心理学会賞を受賞している。

「2022年 『失われゆく我々の内なる地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」