ココロ屋 (文研ブックランド)

著者 :
  • 文研出版
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本棚登録 : 653
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784580821347

作品紹介・あらすじ

「ココロを入れかえなさい。」また先生におこられてしまった。教室からにげだしたぼくの目の前にココロ屋があらわれて、「さて、どのココロにいたしましょうか。」-えっ、ココロって、取りかえられるの?ぼくは、ココロ屋の『やさしいココロ』と自分のココロを取りかえてみた。すると…。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、心が荒んでいるのか、小学生の頃に読んだこの本を思い出した。

    ありのままの自分の心でいられるのが、やっぱり1番いい。でも、迷ってもいい。心は成長できるから、大丈夫。
    そんなメッセージ性があると感じた。

    …今の自分には忍耐強い心が欲しい。

  • ココロ屋は、私の心を動かせてくれた、私の一番好きな本です。私は、この男の子のようなことをしたことがありませんが、気持ちがよくわかる、共感することができる本です。

  • 大人でも共感出来るので、ぜひ子どもにも読んでほしいと思った。

  • ひろきくんが自分のココロを好きになっていたらいいな。

  • 「ココロを入れかえなさい」
    先生に怒られたひろきの前に現れたココロ屋には、たくさんの心があって、好きなものと変えることができるらしい。やさしい心、冷たい心、意地悪な心…。
    ひろきは自分の心と取り替えてみたけど…果たしてそれで全部うまくいくのか?
    あらためて心とは何かについて考えさせられました。心って複雑なんだよね。優しさ、暖かさ、冷たさ、繊細さ…色んな感情が組み合わさって一つの『心』になるんだ。
    小学校低学年くらいの子どもたちが思い悩むような、『自分の気持ちをうまく言葉にできないこと』や『上手に伝えられなくて友達と仲良くできないこと』が描かれているのも良かったです。

  • 今の自分ではない自分に生まれ変わりたい、と思うのは子どもだけではないけど、子どもは特に強いのかも。大人になるとある程度、今の自分に妥協して生きていく。
    心を入れ替えたい、入れ替えると違う自分になれると思うのが子どもの素直さかもしれない。
    色んな心を試してみるのって面白い。子どもならワクワクするかも。
    私なら何にも負けない強い心がほしいなあ。

  • いろいろな、場面で「こころ屋」が出てる

  • やさしいココロ、すなおなココロ、あたたかいココロ、どのココロも極端だとうまくいかない。
    天然ものの自分のココロが1番だと気づき、好きになった。
    自分のココロを考えるきっかけになりました。

  • ぼくのココロがこれからいいココロになるといいなーと思った
    ※図書館で借りた本

  • 色々なココロがあっておもしろかった。
    私はちいかわのハチワレのココロと変えて欲しいと思った。友達想いで優しいから。

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著者プロフィール

栃木県小山市生まれ。児童文学作家、YA作家。
法政大学兼任講師。
1998年、『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞受賞し、翌年、単行本デビュー。
2004年、『ピアニッシシモ』で第33回児童文芸新人賞受賞。『ココロ屋』が2012年全国読書感想文コンクール課題図書に選ばれる。その他、『プラネタリウム』『わらうきいろオニ』(講談社)『スノウ・ティアーズ』、『きみの存在を意識する』(ポプラ社)など著書多数。

「2020年 『エリーゼさんをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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