英国 ヘンな旅先案内: ガイドブックに載らない不思議の地

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 93
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582630732

作品紹介・あらすじ

大英博物館やバッキンガム宮殿は見終えたし……というあなたに贈る英国驚異の旅。作り手不明の貝殻坑道、謎の三角屋敷、ノームが潜む庭園など、ミステリアスな旅先へご案内!

感想・レビュー・書評

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  • フェミニズムとクィアから見る多様性 | 東京大学
    https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/diversityresearch04.html

    英国 ヘンな旅先案内 - 平凡社
    https://www.heibonsha.co.jp/book/b627199.html

  • ロンドン在住ジャーナリスト清水晶子さんによるイギリス案内。ヘンなとあるがもうひとつ掘り出し物と付け加えたい。

    紹介箇所は17。目を引いたのは
    「シェル・グロット」マーゲイト(ロンドン南東ドーバー海峡沿いにある町)
    1835年のある日自宅庭を掘ったら穴があき降りてみると貝殻がはりつけてある城のような洞窟が現れた。写真もありますがスゴイ。巻貝が多いようだが隙間なく覆いつくす白い貝殻。ちょっとむずがゆくなります。


    「ジャイアンツ・コーズウェイ」
    有名な絶景ですが、氏自身のとった写真が多数のせてあり、今までみたことのないものがありました。「ジャイアンツ・オルガン」、「ジャイアンツ・ブーツ」「巨人の機織り機」 近くにはビジターセンターもある。ああ、行ってみたい。

    「ミナック・シアター」コーンウォル
    崖っぷちの円形劇場。場所がここかはわからないが崖の上の円形劇場は前にTVでみたことがある。

    「デンジ・サウンド・ミラー」ケント(ロンドン南東ドーバー海峡沿い)
    石でできた巨大なBSアンテナの形状。第二次世界大戦中開発された集音器群。敵機が攻撃してくるまでに15分の余裕を英国軍に与えたとある。

    「ブリスツ・3ヒル・ビクトリアン・タウン」シュロップシャー(ロンドン北西、汽車で2時間半)
    イギリス版明治村。ビクトリア朝時代のインダストリアル・タウンをまるごと再現したアトラクションタウンでありテーマパークであり野外ミュージアム。これは初めて知った。英国パックツアーでこれから入れてほしいな。

    表紙は「ノーム・リザーブ」(ノース・デヴォン)
    かつてあったノーム王国。2000以上のガーデン・ノーム(庭に置く小人の人形)が遊ぶ場所。2020年秋に閉園。著者は閉園前に訪れていた。写真では庭のそこかしこにある小人人形が載っている。閉園後ノームは同じノース・デヴォンにあるガーデン・センターに引き取られこちらで飾られている。ノームは一種の精霊で庭を悪いものから守り、幸運をもたらすと信じられてきた。置物としてのガーデン・ノームが作られたのは19世紀半ば。ドイツのチューリンゲンが発祥といわれる。のちヨーロッパ全土、イギリス、アメリカへと広がった。
     

    2023.7.19初版第1刷 図書館

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000067020

  • さすがイギリス

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著者プロフィール

東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフェミニズム/クィア理論。著書に『フェミニズムってなんですか?』(文春新書)、『読むことのクィア――続 愛の技法』(共著、中央大学出版部)など。

「2022年 『トランスジェンダー問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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