エゴン・シーレ: 鏡のなかの自画像 (231;231) (コロナ・ブックス 231)
- 平凡社 (2023年1月27日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582635300
作品紹介・あらすじ
タブーに挑み、ねじれた身体や激しい筆致で独自の表現を追求した天才画家シーレの代表作を紹介する一冊。彼が生涯描き続けた自画像を軸に、波乱に満ちた短い人生をひもとく。
感想・レビュー・書評
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エゴン・シーレ展を見に行った時に、母子の絵に当たり前のようにあるはずの温かさや優しさが皆無であることに疑問を持っていたのですが、本作を読んで納得。
抑鬱気味の母親の関心を得られず、スケッチを燃やされた体験から、冷え切った母子の関係を「生まれ直し」として描いているのかもしれない、と理解できました。
そして敬愛するクリムトに父性を見出していたというのも納得。
こういう複雑な父母との関係性のねじれが、親子や性をテーマとした絵にとりわけよく、絵に現れているかのようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
斜め読み。
クリムトと関係あると言うので、エゴン・シーレに関心を持った。
でもちょっとついていけない。
クリムトなら豊田市の美術館まで足を運んだ。
京阪神に巡回しなかったね。
でも行ってよかった。
エゴン・シーレなら行かない。
今話題だけど…。 -
簡潔にまとめられており、読みやすい。絵もすべてカラーであり大きさも適当。
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