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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582765021
作品紹介・あらすじ
山下トリオが行くところ、何かが起きる…。一九七〇年代、時代は混沌としていた。山下トリオはそんな混沌に乗じて、ジャズ本来の場だけでなく、フォークやロックのフェスティバルへ。異質な場に果敢に踏み込み、風を呼び、雲を呼び、嵐を呼ぶ。旅日記三編に加え、「ブルー・ノート研究」を収録。
感想・レビュー・書評
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【A】1942年2月26日東京生まれの山下洋輔は、現存する世界でもっとも有名なクリエイティブなジャズピアニスト・エッセイスト。
【B】アルバム『山下洋輔ニューヨーク・トリオ』フラグメンツ1999に使われている山下洋輔の超アップの顔が、どうかするとジョン・レノンに似ているのは、もちろんただの偶然にすぎません。
【C】昨年7月13日の平岡正明の葬儀の時は、親交が人一倍厚かったせいか、さすがに見ていられないくらい落ち込んでいて沈痛な面持ちで憔悴しきっていましたが、いざ梁石日・田中優子の次に弔辞を読んだ時は、みごとに惜別の情を述べました。
【D】山下洋輔の肘打ちピアノ演奏を初めて目の当たりにした人は、ただただ戸惑い面喰う以外にないのですが、特にガチガチのクラシック派の友人の中には、もうそれだけで拒絶反応を示して狂人扱いする始末です。
【E】音楽家がエッセイをものする例は世界中にごまんとありますし、その中で単に名文家というなら指を折って数えられますが、山下洋輔のような特異な症状は稀であり、人は時折それを憑依とか天が二物を与えたと言います。・・・
【Z】まで、まだまだ・・・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示
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