近世菓子製法書集成 1 (東洋文庫 710)

  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582807103

作品紹介・あらすじ

江戸時代の菓子書のすべてを収録。原文に現代語訳と懇切な注釈を加え、饅頭、カステラはもとより銘菓から正体不明のものまで、口でも目でも味わえる近世菓子の総ざらえ。

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスケーキに御節のきんとん、飽食の時代ともいわれる現代、私たちの周りには甘味があふれています。
    ではもっと昔、江戸時代の甘味事情はさみしかったかというと、この本にまとめられたようなレシピ集が出版されるくらいには、色々なお菓子があったようです。
    今に伝わるものから、名前を見ても想像がつかないものまで、多様なレシピを読み解いたり、再現料理にチャレンジしてみるのも楽しいかもしれません。
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    https://topics.libra.titech.ac.jp/recordID/catalog.bib/TT00016862

  • 図書館で借りた。

    江戸時代に著作された菓子製法の専門書を
    集めたもの。

    かなり記述があやしくどんなものであったかが
    分からないものも載っている。
    江戸時代の著者が誤記をしているが、
    それに対する編集者の突っ込みが所々に書かれていて面白い。

    和菓子は油をあまり使わないため洋菓子よりは太りづらいが、
    水飴や砂糖を溶かして蜜を作るなど、後片付けが大変そうなものが多いと
    感じた。

    混ぜて焼くだけ、のようなものもあり、それらは作れそうだと思う。

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著者プロフィール

(公財)数学オリンピック財団前理事長、早稲田大学名誉教授

「2019年 『組合せ論パーフェクト・マスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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