能をたのしむ (平凡社カラー新書)

  • 平凡社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582810325

感想・レビュー・書評

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  • 9位
    これは佐藤明さんのカメラの勝利ですね。
    29ページや93ページの写真…すごいよ。
    『ガラスの仮面』の紅天女って
    こういうものなのかもしれない、と思う。

    文章も面白い。
    素人能、小説の中の能。
    倉橋由美子「白い髪の童女」読みたくなった。
    一方、立原正秋『舞いの家』はコテンパン。

    外国人の劇評も囲みで紹介。
    賞賛だけじゃなく
    「退屈でねむくなった」
    なんて感想も収録しているのがエライ。

    既刊案内を見てみると
    『風船学入門』『カエルの世界』
    『ワヤン ジャワの影絵芝居』『トンボ玉』
    『秩父困民党紀行』『世界の軍艦 ソ連編』
    etc……。
    よくぞこんなものを!
    平凡社カラー新書、
    もしかしたら宝の山かも。

  • カラー写真が豊富だが、解説文はかなり難解。

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著者プロフィール

1930年東京都生まれ。能研究家、武蔵野大学名誉教授、映像作家。早稲田大学文学部卒業。金春流名人・桜間金太郎(弓川)に師事。能楽協会機関誌「能」の編集から、批評活動、能の録音・撮影・録画に携わるほか、国内外の能の講演、解説など普及活動を続ける。『能の表現』(中央公論新社)、『能と近代文学』(平凡社、法政大学能楽賞受賞)、『世阿弥の世界』(集英社)など著書多数

「2018年 『高田明と読む世阿弥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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