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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582838091
感想・レビュー・書評
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非常にわかりやすい。研究者が観察して得た知見だけでなく、心の病の当事者が発した言葉も重視しているため、極めて共感的だ。思うに、発達障害やうつ病など、目に見えない心の状態を浮き彫りにした精神医学は、我々の認識を刷新しただろう。こういった心の状態は現実にその状態なのであって、受け入れたくなくても、現実なのだ。しかし、心の状態の認識を獲得したら、我々はこれに向かい合い、当事者を理解できる。当事者にしても、心理学や医学などの学問の恩恵もあって、自分の状態を言語化して表明でき、相互理解が可能な社会が準備されつつあると言ってよい。とはいえ、個人個人の状態は千差万別であり、学問の抽象概念で一括りに理解してしまうのは早計である。つまり、我々はもっと当事者の言葉に耳を傾け、行動を見守り、彼らを追体験して受け入れられたらと思う。何々病とか、何々障害でレッテル貼りするのではなく、今ここにいるその人を見つめることだ。この時に重要なのが、彼らを追体験するではないか。
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わかりやすい
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精神障害について、子ども向けにやさしく書いた本。
なのだが、インデックス形式なら読みやすかったのではないか。