事件論: 現代の死と虚実を読み解く (平凡社新書 89)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582850895

作品紹介・あらすじ

なぜ毒物は匿名の悪意を拡散させるのか?なぜ自殺幇助の概念は揺らいでいるのか?なぜ誘拐事件は恐喝事件に相貌を変えるのか?なぜミイラに治療を施しつづけるのか?なぜ"連続強姦殺人"は昭和とともに終焉したのか…?頻発する「事件」の不可解さに寄り添いながら、死と虚実をめぐる切実な「現在」の物語を読み解く、芹沢事件論のエッセンス。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    なぜ毒物は匿名の悪意を拡散させるのか?
    なぜ自殺幇助の概念は揺らいでいるのか?
    なぜ誘拐事件は恐喝事件に相貌を変えるのか?
    なぜミイラに治療を施しつづけるのか?
    なぜ“連続強姦殺人”は昭和とともに終焉したのか…?
    頻発する「事件」の不可解さに寄り添いながら、死と虚実をめぐる切実な「現在」の物語を読み解く、芹沢事件論のエッセンス。

    [ 目次 ]
    聖賤‐毒物論
    自殺幇助論
    純粋放火論
    虚実‐誘拐論
    遺“体”治療論
    異常通交論―ストーカーをめぐって
    人面獣心論―連続強姦殺人事件
    現場移動・拡散論―バラバラ事件の周辺をめぐって
    自己主題論―女性犯罪の新しいテーマをめぐって

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2001.5.21 初版1刷 680
    なぜ毒物は匿名の悪意を拡散させるのか?なぜ自殺幇助の概念は揺らいでいるのか?なぜ誘拐事件は恐喝事件に相貌を変えるのか?なぜミイラに治療を施しつづけるのか?なぜ“連続強姦殺人”は昭和とともに終焉したのか……?頻発する<事件>の不可解さに寄り添いながら、死と虚実をめぐる切実な<現在>の物語を読み解く、芹沢事件論のエッセンス!

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著者プロフィール

評論家。1942年東京生まれ。上智大学経済学部卒業。著書に『家族という意志』(岩波書店)、『家族という絆が断たれるとき』『宿業の理想を超えて』『「孤独」から考える秋葉原無差別殺傷事件(共著)』(以上、批評社)、『ひきこもるという情熱』『〈宮崎勤〉を探して』『「存在論的ひきこもり」論』(以上、雲母書房)などがある。

「2013年 『子どものための親子論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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