田舎で暮らす! (平凡社新書 316)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 45
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853162

感想・レビュー・書評

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  • 田舎暮らしの大変さがよくわかる一冊です。単純に田舎を持ち上げるのではなくて、様々なケースに言及しながら田舎暮らしのコツを教えてくれる。やっぱり、何事もそう単純ではないんですね。

  • 丁寧な取材、バランスのとれた観点、目配りのきいた範囲。ルポ新書のお手本。
    熱くまくし立てるのでもなく、冷たく笑うのでもなく、人肌くらいの温かさで語る。
    同じ著者による『日本の森はなぜ危機なのか』にも同じ感想を持ったので、これが田中氏の実力。

  • [ 内容 ]
    セカンドライフに、また子どもの教育のために、「田舎で暮らしたい」という都会人が増えている。
    しかし、それまで抱いていたイメージと違うことなどから、再び都会に戻る人がいるのも事実だ。
    やはり、田舎暮らしの前に、知っておくべきことがある。
    全国の農山漁村を取材し、現場の声を聞いた著者が、失敗例も紹介しつつ、田舎暮らし“成功の秘訣”を教える。

    [ 目次 ]
    第1章 知っておきたい田舎の事情
    第2章 まずは住むところを見つけよう
    第3章 田舎に住むにも仕事がいる!
    第4章 田舎でこれがやりたかった!
    第5章 田舎暮らしを楽しむための掟
    第6章 田舎と都会の折り合う道

    [ POP ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 前半は広く浅い知識、後半は先人エピソード。
    だいたいのイメージをつかむことができて良い。
    案外間違った田舎像をもっていたことに気づける。

  • いつかは田舎暮らし、という想いがあるから読んでみた。

    内容はシビア。田舎で暮らすまえに読んでおいていい本だが、現実的であるがゆえに、考えさせられる。

  • 読んでる途中。

  • 田舎暮らしにあこがれるが、都会暮らしに慣れてしまったことと、パートナーの理解を得ることができず、現実的には難しい。
    都心に居て、地方を活性する方法を考えていこう。

  • 分類=田舎暮らし・定年後・農漁村。新書。06年4月。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。静岡大学農学部を卒業後、出版社、新聞社等を経て、フリーの森林ジャーナリストに。森と人の関係をテーマに執筆活動を続けている。主な著作に『虚構の森』『絶望の林業』『森は怪しいワンダーランド』(新泉社)、『獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち』 (イースト新書)、『森林異変』『森と日本人の1500年』(平凡社新書)、『樹木葬という選択』『鹿と日本人―野生との共生1000年の知恵』(築地書館)、『ゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実』(ごきげんビジネス出版・電子書籍)など多数。ほかに監訳書『フィンランド 虚像の森』(新泉社)がある。

「2023年 『山林王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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