子どもの「底力」が育つ塾選び (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582853544

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  • 「塾などでの受験勉強をきっかけに、学ぶことが好きになり、大人になっても学び続ける人間が増えると、社会に多大なメリットをもたらします。人生が豊かにそして面白くなるだけでなく、経済的にも豊かになるに違いありません。逆に、合格した後、学ぶことに興味を失ったら、その社会的損失も多額になります。学びの動機付けで、生涯学習につながるかどうかが決まりますから、受験と関係が深い塾は慎重に選びたいものです。子どもの‘底力’を育てる塾と、みかけの学力しか育てない塾があり、お子さんの人生はもちろん、社会に与える影響も大分違うということを知っていただきたいために、この本を書きました。」どのような塾が良いかが具体的に書いてあります。

  • どのような塾が子どものためになるか、書かれた本。中学受験経験者だといまさら何を、と思われる内容。

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著者プロフィール

1949年生まれ。教育評論家。日本教育社会学会会員。放送大学非常勤講師。教育書及び学習参考書を多数執筆。最近は活用型学力やPISAなど学力に関した教員向け、保護者向けの著書、論文を執筆。

[著書・監修書]
『学歴社会と塾』(新評論、1993年)、『現代教育の常識を疑う』(新評論、1994年)、『塾―学校スリム化時代を前に』(岩波書店、2000年)、『面白いほどよくわかる数学』(日本文芸社、2004年)、『子どもの「底力」が育つ塾選び』(平凡社新書、2006年)、『新聞コラム活用術』(ぎょうせい、2009年)、『「活用型学力」を育てる本』(ぎょうせい、2014年)、『はじめてのアクティブラーニング 社会の?〈はてな〉を探検』全3巻(童心社、2016年)、『眠れなくなるほど面白い 図解 数と数式の話』(日本文芸社、2018年)、『眠れなくなるほど面白い 図解 数学の定理』(日本文芸社、2018年)、『眠れなくなるほど面白い 図解 統計学の話』(日本文芸社、2019年)、『大人に役立つ算数』(角川ソフィア文庫、2019年)、『眠れなくなるほど面白い 大人のための算数と数学』(日本文芸社、2020年)、『持続可能な社会を考えるための66冊』(明石書店、2020年)、『危機に対応できる学力』(明石書店、2022年)、『数と数字の本』(三笠書房、2023年)など。

[小論]
「教育改革の論争点:予備校・進学塾の指導方法の採用」(教育開発研究所、2004年)、「ドリル的な学習は算数の学力を育てるか」『児童心理(2009年2月)』(金子書房)、「文章問題・記述式問題が不得意な子どもにどうかかわるか」『児童心理(2009年12月)』(金子書房)、「活用型学力のすべて・活用型学力と向き合う」(ぎょうせい、2009年)、『「10歳の壁」プロジェクト報告書:10歳の壁を超えるには(算数を中心に)』(NHKエデュケーショナル、2010年)、「学校外の子どもの今①~④」『児童心理(2013年9月~12月)』(金子書房)、「第9章 PISAにみる活用型学力とその育み方」『管理職課題解決実践シリーズ2』(ぎょうせい、2015年)、「受験のいまとこれからの学力観」『新教育課程ライブラリvol.5』(ぎょうせい、2017年)、「第7章 生涯学習と地域社会〈民間教育事業〉」『教育社会学事典』(丸善出版、2018年)、『新教育課程ライブラリ(プレミア全6巻)』(ぎょうせい、2020年~2021年)、『教育実践ライブラリvol.5』(ぎょうせい、2023年)など。

「2023年 『文化資本とリベラルアーツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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