人類の起源、宗教の誕生: ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき (平凡社新書 913)

  • 平凡社
3.43
  • (3)
  • (7)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 166
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582859133

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 宗教の起源は共存のための倫理っていう話。

    動物に宗教はあるのか。犬の祈り。
    ニホンザルは不公平を甘受して秩序を重んじる。


    「グローバルな人材というところにいくつか指標を掲げていて、その中で一番重要なのは自己判断が可能なこと。そして、アイデンティティを持つこと。危機判断ができること。それから他者を感動させること。この四つが必要だと思うんですね。」

  • 思いつくままに関連書を挙げたが一冊の本が脈絡を変える。何をどの順番で読むかで読書体験は新たな扉を開く。それは一種の「編集」と言ってよい。実は細胞の世界でもコピー、校正、編集が繰り返し行われている(『生命とはなにか 細胞の驚異の世界』ボイス・レンズバーガー)。ミクロからマクロに至るあらゆる世界で実行されているのは「情報のやり取り」だ。
    https://sessendo.blogspot.com/2020/01/blog-post_8.html

  • 対談(人類は「物語」を生み出した;暴力はなぜ生まれたか;暴走するAIの世界;ゴリラに学べ!;大学はジャングルだ)
    補論(人間、言葉、自然―我々はどこへ向かうのか;宗教が迎える新しい時代)

    著者:山極寿一(1952-、東京都、霊長類学)、小原克博(1965-、大阪府、宗教学)

全19件中 11 - 19件を表示

著者プロフィール

第26代京都大学総長。専門は人類学、霊長類学。研究テーマはゴリラの社会生態学、家族の起源と進化、人間社会の未来像。

「2020年 『人のつながりと世界の行方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山極寿一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×