人類の起源、宗教の誕生: ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき (平凡社新書 913)
- 平凡社 (2019年5月17日発売)
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感想 : 19件
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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582859133
感想・レビュー・書評
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宗教の起源は共存のための倫理っていう話。
動物に宗教はあるのか。犬の祈り。
ニホンザルは不公平を甘受して秩序を重んじる。
「グローバルな人材というところにいくつか指標を掲げていて、その中で一番重要なのは自己判断が可能なこと。そして、アイデンティティを持つこと。危機判断ができること。それから他者を感動させること。この四つが必要だと思うんですね。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思いつくままに関連書を挙げたが一冊の本が脈絡を変える。何をどの順番で読むかで読書体験は新たな扉を開く。それは一種の「編集」と言ってよい。実は細胞の世界でもコピー、校正、編集が繰り返し行われている(『生命とはなにか 細胞の驚異の世界』ボイス・レンズバーガー)。ミクロからマクロに至るあらゆる世界で実行されているのは「情報のやり取り」だ。
https://sessendo.blogspot.com/2020/01/blog-post_8.html -
対談(人類は「物語」を生み出した;暴力はなぜ生まれたか;暴走するAIの世界;ゴリラに学べ!;大学はジャングルだ)
補論(人間、言葉、自然―我々はどこへ向かうのか;宗教が迎える新しい時代)
著者:山極寿一(1952-、東京都、霊長類学)、小原克博(1965-、大阪府、宗教学)