解剖 日本維新の会: 大阪発「新型政党」の軌跡 (984;984) (平凡社新書 984)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582859843

作品紹介・あらすじ

「大阪都構想」を掲げて誕生した地域政党「維新」。創始者・橋下徹の発信力で党勢を拡大、国政にも進出し、いまや政界再編の鍵を握る政党の正体とは。その軌跡をたどる。

感想・レビュー・書評

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  • 出版は’21Sep。直後のOct衆院選挙で41議席を獲得した日本維新の会の国家方針決定への参加が注目される。
    ’08Jan自民党が自民大阪府連と対立して擁立した橋下徹府知事当選に始まる「維新政治」の軌跡をたどる(その源流には初の女性知事太田房江擁立があった)
    WTCへの大阪府庁移転挫折、「大阪都構想」二度の住民投票僅差で否決(橋下徹引退)などあったが’18「’25大阪万博決定」で息を吹き返した…
    「候補者公募」など人材不足は否めない。「小さな政府」「大きな地方自治」産業システムの再生、教育の復活は成功するか?
     大阪は先行的政治風土ではあるが、「私立高校授業料無償化」で公立高校の半数近くが定員割れ、開催まで1年を切った万博の建設工事遅れ、建設費用倍増など本書以降に持ち上がった難題は支持を急落させかねない。

  • 読了 20220118

  • 納得できる面もできない面も当然あったが読んでおいて良かった

  • 週刊東洋経済10月30日号
           109ページ話題の本

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著者プロフィール

塩田 潮(シオタ ウシオ)
作家、政治評論家
ノンフィクション作家・評論家。1946年生まれ。高知県吾川郡いの町出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経て、1983年、著書『霞が関が震えた日』刊行でデビュー。同年、同作で第5回講談社ノンフィクション賞受賞。著書に『霞が関が震えた日』(講談社文庫)、『東京は燃えたか』(朝日文庫)、『大いなる影法師』(文藝春秋)、『一〇〇〇日の譲歩』(新潮社)、『昭和の教祖 安岡正篤』(文藝春秋)、『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』(朝日文庫)、『金融崩壊』(日本経済新聞社)、『郵政最終戦争』(東洋経済新報社)、『田中角栄失脚』(朝日文庫)、『新版 民主党の研究』(平凡社新書)、『憲法政戦』(日本経済新聞出版社)、『熱い夜明け でもくらしい事始め』(講談社)、『内閣総理大臣の日本経済』(日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『内閣総理大臣の沖縄問題』『解剖 日本維新の会』(ともに平凡社新書)など多数。

「2022年 『大阪政治攻防50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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