定年後に見たい映画130本 (1006;1006) (平凡社新書 1006)
- 平凡社 (2022年6月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582860061
作品紹介・あらすじ
単純に面白いと思ったものから、感動した、しんみりした、考えさせられた、勇気づけられた、心を動かされた、などを中心に、定年後世代となった著者が130本のお薦め映画を紹介する。
感想・レビュー・書評
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自分にも近付きつつある定年後。見たい映画も増えて定年が待ち遠しくなりました。
しかし、定年を待たずに映画を見る機会を増やしていきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
独断と偏見に満ちていてとても楽しく読めた。自分と意見が異なっても、新たな視点を持つことができた、と解釈している。懐かしい作品もあったり逆に抜けてるのもあり、ツッコミどころも満載だった。
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おススメ映画を教えてくれる本は多いが、そこで紹介されるマニアックな映画だったり、旧い映画ばかりだったりすることがある。また、新しい作品でもどこが面白いのかわからない名作(?)を紹介するような本も多い。映画評論家の本はそんなものが多い。だが、この本は、「そうそう、この映画は面白かった!」というような作品が集められていて、一般人の評価に近く信じられる。まだまだ見ていない作品が多いが、それだけ、これからの楽しみがあるということ。うれしい!
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自由な時間が比較的多く取れる定年後の趣味には、手っ取り早く気軽に楽しめる映画はお薦めである。著者が若い頃は、映画は娯楽であると同時に教養でもあったので、義務であるかのように名画・名作の類もたくさん見たという。でも今は、?見るんだったらおもしろいのが一番?だ。人間ドラマからアクション&ミステリー、老年映画まで、かつての名画・名作も少しだけ織り交ぜつつ、定年後世代の著者が130作品を紹介する!
観たことがあるのは22本。これから観たい作品がたくさん見つかった。 -
定年後に見たい映画130本
第1章 人間ドラマは映画の王道
映画を見る理由
1『摩天楼を夢みて』
2『アメリカン・ビューティー』
3『カンパニー・メン』
4『ファミリー・ツリー』
5『ジャージー・ボーイズ』
6『TED』
7『追いつめられて』
8『オーケストラ!』
9『ニューオーリンズ・トライアル』
10『ライフ』
11『アルゴ』
12『イントゥ・ザ・ワイルド』
13『バートン・フィンク』
14『イエスタデイ』
その他のおススメ映画
第2章 なんでもできる人間ドラマ
ドラマとは「動く」こと
15『ベン・ハー』
16『アルジェの戦い』
17『シービスケット』
18『サイダーハウス・ルール』
19『ターミナル』
20『チェンジリング』
21『ザ・ハリケーン』
22『ニュー・シネマ・パラダイス』
23『女神の見えざる手』
24『セッション』
25『ラスト・サムライ』
26『ドリーム』
27『ライト・スタッフ』
28『ブレイブハート』
29『JFK』
30『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
31『フリーソロ』
その他のおススメ映画
第3章 映画は凡作だけど、個人的に好きだ
パラパラ炒飯よりシットリ炒飯
32『あゝ江田島』
33『エレキの若大将』
34『キック・アス』
35『エルビス・オン・ステージ』
36『燃えよドラゴン』
その他のおススメ映画
【コラム1】 役者で映画を見ることはない
第4章 わたしの一番好きなアクション&ミステリー映画
全ジャンルのなかで一番好きなアクションとミステリー
37『アンタッチャブル』
38『ボディガード』
39『キングスマン』
40『トレーニングデイ』
41『タクシードライバー』
42『ダイ・ハード』
43『ブリット』
44『スピード』
45『ザ・ロック』
46『レオン』
47『欲望のバージニア』
48『パルプ・フィクション』
49『ザ・シークレットマン』
50『グッドフェローズ』
51『ミザリー』
52『デトロイト』
53『ノーカントリー』
54『96時間』
55『真実の行方』
56『ファーゴ』
57『暗数殺人』
その他のおススメ映画
【コラム2】 字幕で見るか、吹き替えで見るか
第5章 日本映画の光と影
日本の男はだれでもちょんまげが似合う
58『用心棒』
59『椿三十郎』
60『上意討ち 拝領妻始末』
61『たそがれ清兵衛』
62『蟬しぐれ』
63『最後の忠臣蔵』
64『殿、利息でござる!』
【コラム3】 日本映画にはほんとうの役者がいなくなった
65『無法松の一生』
66『秋刀魚の味』
67『砂の器』
68『冬の華』
69『異人たちとの夏』
70『キッズ・リターン』
71『Shall we ダンス?』
72『はやぶさ HAYABUSA』
73『泣き虫しょったんの奇跡』
その他のおススメ映画
第6章 社会派映画はリアルさが命
社会派映画は韓国が一番
74『弁護人』
75『1987、ある闘いの真実』
76『光州5・18』
77『ミシシッピー・バーニング』
78『ブラック・クランズマン』
79『Z』
80『顔のないヒトラーたち』
81『不都合な真実』
82『オフィシャル・シークレット』
83『コリーニ事件』
その他のおススメ映画
第7章 スポーツ映画があまりヒットしない理由
なぜ人は、あまりスポーツ映画を見ないのか
84『ロッキー 特別編』
85『フィールド・オブ・ドリームス』
86『マネーボール』
87『エニイ・ギブン・サンデー』
88『しあわせの隠れ場所』
89『コンカッション』
90『タイタンズを忘れない』
91『コーチ・カーター』
92『炎のランナー』
その他のおススメ映画
【コラム4】 映画で英語を勉強するのは上級者になってから
第8章 人間の業と戦争映画
戦争は、人間がするもっとも愚かな異常行動
93『レッド・オクトーバーを追え!』
94『ア・フュー・グッドメン』
95『ブラックホーク・ダウン』
96『トラ・トラ・トラ!』
97『プラトーン』
98『太陽の帝国』
99『イングロリアス・バスターズ』
100『フルメタル・ジャケット』
101『ホテル・ルワンダ』
102『ハート・ロッカー』
103『カジュアリティーズ』
104『アメリカン・スナイパー』
105『プライベート・ライアン』
106『アルキメデスの大戦』
その他のおススメ映画
第9章 定年・老年映画が心に沁みる
とりあえず「定年・老年」でまとめてはみたが
107『アバウト・シュミット』
108『わたしは、ダニエル・ブレイク』
109『ジョー・ブラックをよろしく』
110『クレイジー・ハート』
111『グラン・トリノ』
【コラム5】 映画だけを見るか、勉強が必要か
112『日の名残り』
113『世界最速のインディアン』
114『最高の人生のはじめ方』
115『ストレイト・ストーリー』
その他のおススメ映画
第10章 これは傑作だ! わたしのベスト15
北野武が選ぶベスト10
116『七人の侍』
117『切腹』
118『逃亡地帯』
119『夜の大捜査線』
120『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』
121『カリートの道』
122『アポロ13』
123『ブラス!』
124『グリーンマイル』
125『リトル・ダンサー』
126『アトランティスのこころ』
127『冒険者たち』
128『ワールド・オブ・ライズ』
129『ジャンゴ 繫がれざる者』
130『ラ・ラ・ランド』 -
《目次》まえがき
第1章 人間ドラマは映画の王道
映画を見る理由
第2章 なんでもできる人間ドラマ
ドラマとは「動く」こと
第3章 映画は凡作だけど、個人的に好きだ
パラパラ炒飯よりシットリ炒飯
第4章 わたしの一番好きなアクション&ミステリー映画
全ジャンルのなかで一番好きなアクションとミステリー
第5章 日本映画の光と影
日本の男はだれでもちょんまげが似合う
第6章 社会派映画はリアルさが命
社会派映画は韓国が一番
第7章 スポーツ映画があまりヒットしない理由
なぜ人は、あまりスポーツ映画を見ないのか
第8章 人間の業と戦争映画
戦争は、人間がするもっとも愚かな異常行動
第9章 定年・老年映画が心に沁みる
とりあえず「定年・老年」でまとめてはみたが
第10章 これは傑作だ!?わたしのベスト15
北野武が選ぶベスト