父と娘のパラサイト・シングル (ベスト新書 18)

著者 : 三浦朱門 さらだたまこ

• ベストセラーズ (2001年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あすみさんの感想 · 2020年12月27日]

タイトルみて、まさに私ですね！？ってなって内容を読んで更に私だ！ってなりましたね。パラサイト・シングル、自立していておかしくない年齢にも関わらず親元で暮らす人のこと。私は1度家を出るもまた家に戻ったブーメラン・パラサイトです。パラサイト・シングルという言葉が現れて「箱入り娘・息子」と言われた人たちが「寄生虫」に成り下がったという話が印象的。

著者プロフィール

三浦　朱門（みうらしゅもん）
１９３６年東京生まれ。教職に就くとともに作家活動に入る。１９８５年４月から翌年８月まで
文化庁長官を務める。９９年には産経正論大賞を受賞。同年、文化功労者となり、日本文藝家協会理事長、日本芸術院院長を歴任する。著者に「箱庭」（講談社文芸文庫）、「夫婦口論」（曽野綾子共著・扶桑社）、「不老の精神―魂は衰えない」（青萌堂）、「朱に交われば・・・私の青春交遊録」（マガジンハウス）、「日本の活路―気鋭対論」（渡辺利夫共著・海竜社）など多数。２０１７年２月没。

「2020年 『新装版　老年の品格』 で使われていた紹介文から引用しています。」