いつまでも中国人に騙される日本人 (ベスト新書 191)

著者 :
  • ベストセラーズ
3.79
  • (3)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584121917

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • かなりしっくりきて、すっきりした本。
    そうなんだよなあって何度もうなずいたし、何度も笑った。
    著者は実際に何人もの中国人を取調べをしてきただけあって、中国人の習性を良く分かっている。
    これまでみた、分かりあえない系の本よりも良く分かる。かなりおすすめ。字も大きいので1日〜2日で読み終われます。そんな中国人も改善していただきたいし、そんな日本人ももう少し頑張れよという暖かい本でした。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「分かりあえない系の本より」
      ふ~ん、、、最近、中国・韓国の悪口本が目に付いてウンザリしている。まともな本なら読んでみたい。
      「分かりあえない系の本より」
      ふ~ん、、、最近、中国・韓国の悪口本が目に付いてウンザリしている。まともな本なら読んでみたい。
      2014/04/01
  • 元警視庁刑事であり、北京語を習得し通訳捜査官を勤めていた著者が、自身の経験から綴る中国人と中華思想の現状。日本でも、どんどん増え続ける中国人に我々はどう接すれば良いのか。

  • 多分「私の知っている犯罪者の中国人のこと」とでも題名を変更したほうがいいと思いました。

    かなり特殊なご職業でその体験談に基づく(中国人犯罪者、参考人の取り調べを行った経験者)
    事柄を書かれておられます。冒頭犯罪者の裏取りを行うために協力させると、その裏を取りに行った人間が、翌日には不法滞在者として連行されるということもよくあった。というのがありますが、「それはそうでしょう」と思いました。素性の知れない人間を簡単に相手にしないのが日本社会の特徴なんですから。そういう人はそういう人同士で穴蔵に潜って潜んで生きていかなければ生きていけません。それにブローカーを通してきた時点でそういう人が集まる先は多分決まっていることでしょう。
     滞在資格のある就学生でも交番にどうこうさせてポケットの中を見せてもらうと偽造の外国人登録証を持っていたり他人名義の定期券や偽造テレカ、カッターナイフなどが出てくる・・。はっきり言って資格をきちんと持って、違法なものも一切携帯せず、違法行為を全く行っていない中国人というのはかなりの少数派です。と書かれてあって、日本人は実態を把握していないのに極端な性善説から人を考察し実像が理想とは違っていても「でも本当はイイヤツなんだ」なんて自分でも納得がいかない結論を自分に押し付けます。・・・「普通の中国人」を定義すると「違法行為をまだしていない、もしくは違法行為をしているがまだ逮捕されていない中国人」という定義になるそうです。私もメディアで正直そういう目でずっと中国人を見させられてきたので、中国に住んだ時には毎日怖かったです。

     来日外国者の中で中国人はが平成20年度に114万人だそうですから、この著者が警察官としてのべ1400人を相手にしたというのですから比率から言えばほんのごく少数に過ぎません。警察官内に一体こういう警察官の方が何人くらいいるのか知りませんが、本当にごくごく少数の犯罪者のせいで大多数の中国人来日者はそういう目で見られてしまっているというのが現状なのかもしれません。(最近は中国人旅行者のビザ緩和に伴って、そのイメージを払拭しようとメディアは必死ですけれど)はったり、泣き落とし、自殺演出、発狂演技など目の前で繰り広げられた様々な体験の数々が強くインプットされておられるようです。
     中国人であっても日本に長期間滞在して生活していると民度が上がって、自国へ戻っても穏やかな性格に改善されたりするのを見たとかなんとか?
     真面目に働きにきて搾取されている中国人の姿も書かれていましたが。中国人の特徴として持ちつ持たれつ文化が特徴なので、犯罪者と付き合うと、犯罪を犯さなければならない状況に陥ることは多いと思いますが。
     一読の価値はあると思いますが、ナショナリズムを植えつけられている感じは否定できません。それから福建人だからって悪い人とか、差別的な目で人を見るようになってしまうと、中国人と一緒に万一働かなければならなくなったときに人は苦しむようになります。
     まずは不法労働者の人が国へ全員強制送還されたとしても、国が成り立つ社会にまずなるべきだと思いました。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1967年 宮城県出身。昭和61年より警視庁に奉職、機動隊員、刑事、北京 語通訳捜査官を歴任。
平成15年警視庁を退職。退職後も通訳捜査官として 活躍の後、作家、言論界へデビュー。
地上波テレビ局・ラジオ・ネットテレ ビ等でも活躍中。経験を生かした日本の抱える危機を伝える。
一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構理事。坂東学校校長。ブログ「太陽にほえたい」(https:// ameblo.jp/japangard/)。趣味は骨董品、鎧製作、絵画など。
著書に『在日特権と犯罪』『寄生難民』『静かなる日本戦区』『通訳捜査官』他 多数。

「2018年 『亡国の移民政策~外国人労働者受入れ拡大で日本が消える~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂東忠信の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×