陰謀論にダマされるな! (ベスト新書 283)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122839

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  • この本を読んで得たもの。
    「人間にはある二つの傾向がある。
    ひちつは、信仰や非合理なものにすがったり受け入れてしまう傾向。もう一つは人間の行為や歴史的事象は論理的であることを求める気持ち」しかし、歴史には偶然や運が作用することも多いのが事実なのだが。人はそれを認めたく無いらしい。
    マレーシア縦断旅行で最初に読んだ本。

  • 陰謀論がフランス革命あたりから生まれてきた。
    キリスト教系の陰謀論から、フリーメイソン、イルナミティ辺りはわかりやすかったが、結局この本の対象はどの辺りの読者なのだろう。

    結局、何が言いたいのかよく判んなかった。きっとタイトル通りなのだろうけど。

  • 終末論と陰謀論は同じ土俵に乗らない。駄作である。無理矢理出版社に書かせられたのだろう。

  • すぐに読めますが、どうも書き方が著者の主張と文献に基づく事実が混濁して、もやっとした感じが好きになれません。

    付箋もほとんどつきませんでした。

  • よく(?)見かける陰謀論の背景と陰謀論の技術を説明した本。これらの陰謀論などとどう付き合っていくかを考える事こそ、今の情報化社会の懸案であるのだろう。

    陰謀論者と討論する時には便利な本だと思う。

  • フォトリーディング&高速リーディング。よく出来た反陰謀論。でもはじめに結論ありきと言った感じ。FRBやアシュケナージユダヤ人については、それらが歴史的事実であるにも関わらず、議論を避けている。崩せる所から攻撃をかけているのかも。しかしこれ一冊で、陰謀論者との論争にはかなり使える。

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著者プロフィール

比較文化史家・バロック音楽奏者。東京大学大学院比較文学比較文化修士課程修了。同博士課程、パリ大学比較文学博士課程を経て、高等研究所でカトリック史、エゾテリズム史を修める。フランス在住。著書に『ヨーロッパの死者の書』『キリスト教の真実』『女のキリスト教史』(以上、ちくま新書)、『ジャンヌ・ダルク』(講談社学術文庫)、『ローマ法王』(角川ソフィア文庫)他多数。著者のホームページhttp://www.setukotakeshita.com/

「2021年 『疫病の精神史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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