名古屋 地名の由来を歩く (ベスト新書 344)

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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584123447

感想・レビュー・書評

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  •  第1章の「英傑のふるさとを訪ねる」は特に、実際にその場所を尋ねてみたいという気持ちになり楽しめた。
     第2章「神社から歴史を探る」、第3章「知られざる名古屋の寺院の魅力」、第4章「名古屋の町並みを歩く」、第7章「名古屋近郊の地名」もなるほど、と感じる部分が多かったが、第5章「近代の物づくりの町 名古屋」、第6章「名古屋のおもしろ地名」は話が単発的で深みもなかったため、後半で少し退屈してしまった。

  • 実は私、名古屋のことをよく知りませんでしたシリーズの第2段。「鶴舞」「御器所」「八事」「鳴海」など、子供の頃からおなじみの地名の語源などが書かれている。神社や古刹についても一通り押さえてあって素人には有益かと。名古屋の地理や歴史に詳しい人向けの本ではないので注意。

  • 知ってる地名は、割と楽しめた。
    地元民としては、読んでいて楽しいと思ふ。
    11月24日読了!

  • 住んでいるとあまり意識しないが、確かにおもしろい地名がたくさんある。自分の良く知っているところなどは特に興味深く読むことができた。

  •  想像していた内容とは違っていたがまあまあ良かった。地名を由来というよりも名古屋の歩き方の本といった方がいいかもしれない。地域の特徴もあって戦国武将にちなんだ場所の紹介が多く、明治・大正・昭和期、あるいは戦国以前に由来するものはほとんどなかったのは残念。実際に訪れる人のためにアクセス方法や地図が掲載されているのは親切。

  • 自分の生まれ育った街のルーツを知る事が出来、街への愛着が増した。名古屋が生んだたくさんの戦国武将に興味を持った。寺院の数が都道府県で一番多いという意外な事実が、名古屋の街がどことなくこてこてっとした雰囲気を纏う理由なのかも、と思いました。

  • 広く浅く知識を得るには手軽でよいと思うが、他のいろいろな本に書いてあるような事柄が多かったので残念。紀行文として楽しむことはできる。

  • この本を片手に名古屋の街を歩いてみようと思った。

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著者プロフィール

1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学退職後は自由な地名作家として全国各地を歩き、多数の地名本を出版。主な著書に『京都 地名の由来を歩く』(ベスト新書、2002年)に始まる「地名の由来を歩く」シリーズ全7冊などがある。NHKの「日本人のおなまえ」をはじめ、各種テレビ番組にも出演していたが、2018年2月に体調を崩し、翌19年5月に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された。しかしそれに負けじと執筆を継続。苦境の中で書き上げた『日本列島 地名の謎を解く』(東京書籍、2021年)は「奇跡の一冊」ともいわれた。

「2023年 『重ね地図でたどる京都1000年の歴史散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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