疑え、常識

著者 : 川口淳一郎

• ベストセラーズ (2012年3月24日発売)

感想・レビュー・書評

[koyomiさんの感想 · 2014年10月28日]

著者と他３人による対談形式の構成になっている。
著者以外の３人が実在の人物なのか、ほんの構成上
登場させた架空の人物なのかは、わからなかった。

[manhoさんの感想 · 2012年8月10日]

思考停止への警鐘。

[exastさんの感想 · 2012年7月12日]

国家的プロジェクトのマネージャーを務めた方の著書であるが、予想していたよりはるかに破天荒な内容だった。

日本人は国家に洗脳されている、座右の銘は持つな、などエッジの利いた主張が全体を貫いているが、それがこうして本となったのも、プロジェクトの成功に拠るところが大きいのだろうか。であれば、過程も大事だがやはり結果を残すことはより大切なことであると痛感した。

手元に置きたい一冊。

[きんちゃんさんの感想 · 2012年6月24日]

「自分の中の常識を疑い、世界初へこだわる」、「実績の蓄積による信頼」、「マニュアルから思想は伝わらない」など、技術者としてすごく共感できる内容。

[haru2012さんの感想 · 2012年6月11日]

「はやぶさ」の経験から講義。忍耐ではなく自信を。自信が成功と成長を導く。

受講者に女性がいないのは、除外? 対象外?

[amessaさんの感想 · 2012年5月27日]

ＪＡＸＡ「はやぶさ」元プロジェクトマネージャの川口氏が仕事・教育・お金・人生における常識について疑うことを指南した本。
上記のテーマについて対談形式で川口氏の考えが紹介されている。はやぶさプロジェクトにおける裏話もあり、面白かった。

著者プロフィール

1955年、青森県弘前市生まれ。「はやぶさ」プロジェクトマネージャー。
京都大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任、2000年より教授。現在、宇宙航空研究開発機構（JAXA）宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系研究主幹、月惑星探査プログラムグループプログラムディレクタ。専門はアストロダイナミクス、システム制御論。

「2012年 『はやぶさパワースポット50 = Hayabusa's Power Spot 50』 で使われていた紹介文から引用しています。」