アメリカの社会主義者が日米戦争を仕組んだ 「日米近現代史」から戦争と革命の20世紀を総括する
- ベストセラーズ (2015年10月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584136829
作品紹介・あらすじ
「ロシア革命」「支那事変」「日米戦争」…近現代史の裏には必ず彼らがいる!米大統領のウィルソンやルーズベルトを操り、日本とアメリカを戦わせた勢力に迫る-。社会主義者=国際金融資本家。「東京裁判史観」を打ち破る渾身の一冊!!
感想・レビュー・書評
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なかなか理解に難しいところもあるが、納得する部分も多々ある。日本人の自虐的なところも美徳ではあるが、もっと情報を得て客観的な判断が必要であろう。
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2021年7冊目。満足度★★★★☆ 日本人に植え付けられた自虐史観を克服するための参考書
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毎度拝読しております。
いつも勉強になります。暑い日が続きますが御壮健であられますよう。 -
レーニン、トロッキーを支援したのは、欧米のユダヤ人金融資本家、
20世紀がなぜ戦争と革命の世紀であったか?
歴史認識、歴史戦争、
アメリカの歴史認識の枠内、
日本がアメリカを侵略した、 真実はアメリカが日本を侵略した、
アメリカの真の支配者は目に見えない存在、メヂィアを支配している勢力、
グローバリズム、国際主義思想、国際金融勢力、ユダヤ思想の具現化、 -
歴史を読み解く力、それは、国際情報が流通する場でしか磨かれない。
そして、そういう「場」において、真の国益を将来に向かって守り育てて行こうという強い決意で、日々切磋琢磨する人間こそ真のインテリジェンスが醸成されていくのだろう。
また、日本の近代の歴史を鑑みるに、世界の歴史において通底していたかもしれない主義・思想を探ることが重要であろう。
そのために、ひとつの「ものさし」、パースペクティブが必要だ。
国際主義、ユダヤ思想という「ものさし」を用いるとともに、従来、皮相的に流通していた情報だけで、史実をみるのではなく、国際主義者が意図的に流通さつせなかった史実をも掘り起こし、一定のパースペクティブでもって史実をつなぎ合わせると、すべての疑問点・謎が解き明かされる。
著者は、一貫して、国際主義=共産主義、ユダヤ思想、国際金融資本という価値観が世界を動かして来たとの主張である。
著者のキャリアからなる見解は、違和感なく読めた。とにかく、GHQの押し付けた自虐史観を流布するグループの一掃を図ることが我が国にとって最大の課題である。 -
本書は、第二次世界大戦に日本が参戦せざるを得なかった理由を、米国におけるキングメーカーたる社会主義者=国際主義者=大資本家=ユダヤ勢力の世界戦略に追い詰められた結果である、と説いている。日本が国際的に孤立し、追い詰められていく、その背後にはルーズベルトの人種差別感情とともに米国の国際主義者がの意図が働いていた、というのは知らなかった。
ただ、米国国際主義者の狙いが経済的な利益を得ることだっのか、社会主義思想をを広めることだったのか、読んでいて今一つはっきりしなかった。社会主義・共産主義もリベラルもネオコンも新自由主義も国際主義イデオロギー、ニューディール政策=社会主義的政策、と言われても…。
米国(の国際主義者)が、ソ連と連携し、中国の共産主義化を成し遂げるために日本を排除しようとした、というのもなかなか納得し難い。戦後の冷戦時代、共産勢力と敵対し、キューバ危機のような事態まで生じてしまったことを、デキレースだったとは言えないんじゃないかなあ。それとも、戦後、米国において国際主義者が主導権を握れなくなったのだろうか。
本書の最後に、ユダヤ社会の世界戦略(グローバリズムナショナリズムの両立の実践)について言及されていて、本書で語られている人物や政策、思想の共通項がユダヤ勢力だったことをあらためて認識。結局、本書が描いているのは、首尾一貫しているかどうかは別にして、ユダヤ勢力が世界を動かしてきた、ということなのかもしれない。
著者は、長年の外交官としての経験から、国際社会は国益がぶつかり合うドライな関係である、と言い切っている。そう考えると、中国や韓国が執拗に日本を敵視する態度をとり続けているのも、単純に、その方が国益に叶うから、ということなのかもしれないな。著者の他の著書で論じられているのだろうか。