もしもあなたがプリンセスになったら

著者 : 今田美奈子 美内すずえ

• ベストセラーズ (2017年5月16日発売)

感想・レビュー・書評

[taketake98さんの感想 · 2022年10月2日]

「ガラスの仮面」で有名な美内すずえさんがイラストを担当した本。美内すずえさんと対談でもしたのかと思って読んでみたが、対談のようなページはなかった。
それなりに面白い内容だったが、扇言葉のページで「こうしたこの上なく優雅なプリンセスの扇は、ルイ15世時代に頂点に達し、19世紀エリザベート皇妃も活用し、ナポレオン時代を経て終りを告げたようです。」と書かれていた。エリザベートはナポレオンより後の話だから、なんだか順序がよく分からない説明だなあと感じた。
この本ではマリーアントワネットとエリザベート皇妃がふんだんに出てくるが、他にもプリンセスはいるじゃないか、この二人とても本書で美化されてない？と思うのは中野京子の読み過ぎかもしれない。上皇后さまのエピソードはとても素敵だった。上流階級の話は優雅で興味深いが、端から見てるほうが楽しい、と思える。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月31日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[なおきさんの感想 · 2018年11月5日]

2017.09.25　朝活読書サロンで紹介を受ける。

[オパールさんの感想 · 2018年4月24日]

美内すずえさんのイラストが表紙だったし、著者が今田美奈子さん。
むか～し、お菓子の本を持ってたのでとっても懐かしい気持ちになりました。
まだ活躍されてるんですね。

そして大好きなマリー・アントワネットの事も多く書かれてる。
写真も多く、とても読みやすい内容でした。

著者プロフィール

白百合短期大学卒業。ヨーロッパ各国の製菓学校やホテル学校で伝統のお菓子やシュガーデコレーション、テーブルセッティングを学び「今田美奈子食卓芸術サロン」を主宰。2003年、テーブルアートにおいて世界で初めてフランス政府より芸術文化勲章受章。2011年、フランス政府より製菓で農事功労賞受賞。日本ペンクラブ会員。2009年新宿高島屋4階に、サロン講座も行なうミュージアムスタイルのティーサロン「サロン・ド・テ・イマダミナコ」をオープン。また、ジョサイア・コンドルの建築を楽しむ有形文化財の別荘である湯河原の「銀河館」や各地で講演を行なっている。

「2017年 『しあわせを引き寄せる 洋菓子の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」