日本の書物

著者 :
  • 勉誠社(勉誠出版)
3.60
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585053644

作品紹介・あらすじ

日本文学史上に残る名作82篇を、現代人にもわかりやすいエピソードをまじえて紹介する、格好の古典入門。作品の精髄を伝える宮田雅之の挿画を多数含むほか、巻末には現在入手可能なテキストの一覧表を付す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 誰でも知っている有名な作品から、普通の人は知らないようなものまで82の古典を、宮田雅之氏の刀勢画を添えて簡潔に紹介した本。
     単なる引き写しではなく、著者が自分の中で消化した上で、自分の思いを乗せて書いた文章と感じる。
     ここに紹介された原典を自分が全部読むことはないだろうが、この本でそれぞれの書を近しく感じるようになった。

    第一章 古代
    太古のロマン「古事記」
    古代人の哀歌「風土記」
    古代史の虚実「日本書紀」
    もう一つの日本「万葉集」

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

評論家・作家。書誌学、メディア論を専門とし、評論活動を行うほか、創作も手がける。
主な著書に『紀田順一郎著作集』全八巻(三一書房)、『日記の虚実』(筑摩書房)、『古本屋探偵の事件簿』(創元推理文庫)、『蔵書一代』(松籟社)など。荒俣宏と雑誌「幻想と怪奇」(三崎書房/歳月社)を創刊、のち叢書「世界幻想文学大系」(国書刊行会)を共同編纂した。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

紀田順一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×