「国譲り神話」の真実―神話は歴史を記憶する

著者 :
  • 勉誠出版
2.25
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585222934

作品紹介・あらすじ

「考古学的大発見」と称されることだけで済まされている、荒神谷遺跡の銅剣三五八本。
比較的短期間に製作されて埋められた証拠とだけ語られる、その内の三四四本に刻まれた×印。
これらは「国譲り神話」とどのような関係を持っているのか
神話と考古学的発見との結合によって「国譲り神話」が豊かで血肉のついた歴史として語られる可能性を持っていることを検証する。

『古事記』『日本書紀』を丹念に読み解き、実際の遺跡・考古学的資料と比較することで、古代日本を解き明かす。

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著者プロフィール

昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める

「2024年 『日本国史学第20号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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