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- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585295051
作品紹介・あらすじ
大正・昭和の童謡詩人、金子みすゞ。
草花や動物たちが言葉を持つ優しい詩は、彼女が見た風景から生まれた。
歌に詠み込まれた仙崎八景や下関の街並みを、当時と現代の写真を見比べながら巡る。
感想・レビュー・書評
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「みんなちがって、みんないい」で有名な『私と小鳥と鈴と』。東日本大震災で一世風靡した『こだまでせうか』。どちらも収録されているのは詩集『さみしい王女』。この詩集には、人の心に寄り添うみすゞの弱さのようなものが感じられる。ちょうど夫との関係に苛まれていた頃というのが何とも皮肉だが。みすゞが生きた長州の美しい風景に重ね合せながら、何度も読みたくなる。
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