哲学的急進主義の成立 III (叢書・ウニベルシタス 1039)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (588ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010392

作品紹介・あらすじ

1820年頃の最大幸福主義を論じる最終巻では、リカードゥの経済理論やベンサムの司法・国家組織論が分析されるとともに、有益性の理論がイングランドの普遍的な哲学となり、言論・議会活動を通じた急進的改革の推進力となる時代が扱われる。現代的視点からみたPh.モンジャンの解説、アレヴィ小伝、著作目録や手紙などの資料に加え、訳者による総括的なあとがきを収録。全巻いよいよ完結!

著者プロフィール

(Élie Halévy, 1870–1937)
1889年高等師範学校に入学,理想主義哲学者A.ダルリュ教授の薫陶を受ける。1892年に卒業後,友人とともに翌年『形而上学と道徳評論』を創刊,生涯その運営に携わる。学生時代には第三共和制の三大事件(ブーランジェ事件,パナマ事件,ドレフュス事件)を経験し,金銭スキャンダル,対独復讐心,ユダヤ人差別というフランス社会の病弊と腐敗からの道徳的再生を終生の課題とした。1893年,フランスの主要官僚養成学校である政治学高等専門学校(通称シアンスポ,現パリ政治学院)教授に就任。この学校で40年余にわたってブリテン経済学史と社会主義史を講じた。ソルボンヌは二度にわたってアレヴィを教授として迎えようとしたが,実践哲学を重視する彼は動こうとしなかった。主要著作に,『プラトンの科学理論』(1896年),『哲学的急進主義の成立』(1901–1904年),『トマス・ホジスキン(1787–1869)』(1903年),『ブリテンとその帝国』(1905年),『19世紀イングランド国民の歴史』(1912–1932年)などがある。

「2016年 『哲学的急進主義の成立 Ⅲ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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