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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588140662
作品紹介・あらすじ
デリダの脱構築の基本思想が明らかにされる重要なテキスト。序説とも言える「タンパン(鼓膜)」、エクリチュールの問題から脱構築を説明した「差延」、ヘーゲルやハイデガーの時間概念を論じた「ウーシアとグランメー」、ヘーゲルの記号論に関する「竪坑とピラミッド」、ルソーの言語論についての「ジュネーヴの言語学サークル」などを収め、厳密かつ生成的な「脱構築」の必要性を説く。
感想・レビュー・書評
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タンパン
差延
ウーシアとグランメー──『存在と時間』の或る注記についての注記
注記
学外のもの
パラフレーズ──点、線、面
問いの回避されたもの
本質の小さな鍵
グランメーと数
グランメーの囲いと差異の痕跡
竪坑とピラミッド──ヘーゲル記号学への序論
記号学と心理学
ヘーゲルの記号学
止揚すること──〈話すこと〉が言わんとするもの
(A)書字間の目的論的位階制
(B)普遍文字批判──悟性の散文
a トト
b 亀
c 書くことと計算すること
人間の目的=終わり
人間主義あるいは形而上学
人間主義の止揚
目的=終わり──人間に近いもの
読むわれわれ
一 意味の還元
二 戦略的な賭け
三 高等な人間と超人との差異
ジュネーヴの言語学サークル
領野の開け
概念の囲い
原注
訳注
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