島 (ものと人間の文化史 175)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588217517

作品紹介・あらすじ

日本誕生神話に記された島々の所在から南洋諸島の巨石文化まで、島をめぐる数々の謎を紹介するとともに、伝統漁法を中心に島民の生活を明らかにし、出産や葬送にまつわる習俗、独自の宗教や祭儀を通して、島の精神性におよぶ。柳田國男や澁澤敬三ら先学の業績をふまえつつ、人はなぜ島に惹かれるのかをも考える島嶼文化論。第二部に、島の概念規定をはじめとするマニュアル・データを収録する。

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著者プロフィール

1936年神奈川県横須賀市生まれ、法政大学社会学部卒業、専攻は海村民俗学、民具学、文化史学、横須賀市自然・人文博物館館長、千葉経済大学教授、日本民具学会会長、文化庁文化審議会専門委員を歴任した。文学博士。2008年旭日小綬章受章。著書:『海女』『網』『人魚』『イルカ』『鮪』『磯』(ものと人間の文化史・法政大学出版局)、『日本蜑人(あま)伝統の研究』(法政大学出版局・第29回柳田國男賞受賞)、『伊豆相模の民具』『近世日本蜑人伝統の研究』『海浜生活の歴史と民俗』『マグロの文化誌』『民具学の歴史と方法』(慶友杜)、『潮騒の島──神島民俗誌』(光書房)、『母系の島々』(太平洋学会)、『城ヶ島漁村の教育社会学的研究』(平凡社・第2回下中教育奨励賞受賞)、『現代博物館論』(暁印書館・昭和61年度日本博物館協会東海地区業績賞受賞)、ほか。

「2015年 『島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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