ガリヴァーとオリエント: 日英図像と作品にみる東方幻想

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588495120

作品紹介・あらすじ

『ガリバー旅行記』英語版原作を飾る挿絵には、ヨーロッパ植民地帝国の拡大につれて、日本・中国・イスラムを中心としたオリエンタリズムの表象が前面に現れる。英仏の挿絵画家たちのジャポニズムや植民地幻想に初めて詳細に光をあてるとともに、原作を独自に翻訳・翻案した明治以降の日本の児童文学作家・挿画家による模倣/創造の軌跡をも丹念に跡づける独創的研究。図版多数!

感想・レビュー・書評

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  • ブームに乗ったか、イメージが貧困だっただけなんじゃない?
    素っ気なく書きましたが、図版が楽しみ!!

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    『ガリバー旅行記』英語版原作を飾る挿絵には、ヨーロッパ植民地帝国の拡大につれて、日本・中国・イスラムを中心としたオリエンタリズムの表象が前面に現れる。英仏の挿絵画家たちのジャポニズムや植民地幻想に初めて詳細に光をあてるとともに、原作を独自に翻訳・翻案した明治以降の日本の児童文学作家・挿画家による模倣/創造の軌跡をも丹念に跡づける独創的研究。図版多数!
    http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-49512-0.html

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著者プロフィール

帝京大学外国語学部教授。英国イーストアングリア大学大学院で博士号(Ph.D.)を取得。大阪明浄女子短期大学講師・助教授、ケンブリッジ大学クレアホール学寮客員フェロー、山梨県立大学国際政策学部教授を経て、2014年から現職。専門領域は18世紀〜19世紀イギリス小説、日英比較文学、図像研究、翻訳研究。
主な著書に、『表象のアリス──テキストと図像に見る日本とイギリス』(第39回日本児童文学学会特別賞受賞、法政大学出版局)、Sense in Nonsense: The Alice Books and Their Japanese Translators and Illustrators (単著)(Ph.D.論文、2003)、『不思議の国のアリス〜明治・大正・昭和初期邦訳本復刻集成』(編集解説、エディションシナプス、2009)、Tove Jansson Rediscovered (共著、Cambridge Scholars Publishing, 2007)、Illustrating Alice (共著、Artists’ Choice Edition, 2013)、『図説 翻訳文学総合事典 第5巻 日本における翻訳文学(研究編)』(共著、大空社、2009)、『十八世紀イギリス文学研究[第4号]──交渉する文化と言語』(共著、開拓社、2010)など。主な論文に、Shigeru Hatsuyama’s Unpublished Alice Illustrations: A Comparative Study of Japanese and Western Art(The Carrollian: The Lewis Carroll Journal, No. 4, 1999)、“Tenkei Hasegawa’s Kagami Sekai:The First Japanese Alice Translation”(The Carrollian, No. 6, 2000)などがある。

「2018年 『ガリヴァーとオリエント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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