南島で開花した多彩な貝製品の文化を復元するとともに弥生時代以来南島と九州・本州との間に行われてきた貝交易のルートを究明する。
1954年東京に生まれる。九州大学大学院文学研究科博士課程中退。考古学専攻。梅光女学院大学助教授を経て、現在、熊本大学助教授。1984年より文部省海外学術調査に参加し、フィリピン・バタン島、台湾東海岸、中国浙江省および南島各地で発掘調査にあたる。研究発表:「弥生時代における南海産貝論の系譜」(1979年、九州史学会大会)、「南西諸島の貝塚概観」(1992年、東南アジア考古学会大会)、「弥生時代の遺跡と埋葬」(1993年、日本人類学会大会)など。 「2013年 『南島貝文化の研究 〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」