戦争をなくすための平和学

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  • 法律文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784589037077

感想・レビュー・書評

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  • 前半はためになった。第Ⅲ章、実際に戦争をなくすための思想と実践となるとやはり現実味が薄い。市民の力を信じたいが。

  • 平和学においては、方法を学ぶよりも、取り組むべき問題を持つことが重要。平和学自体が専門分野化しているわけではなく、専門分野化すべきではないだろう。それは学際と総合という観点からもいえるが、方法に対する問題の優位という点からもいえる。方法はそれぞれの個別科学で用いられているものを使用しても構わないが、分野を専攻する人にも一般市民にも理解可能な形で、できる限り専門用語を使わずに表っ現していくことが求めれる。

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著者プロフィール

1950年生まれ。慶応義塾大学法学部卒業、同大大学院法学研究科政治学専攻博士課程取得。現在、関西大学法学部教授。
主な著書は、『現代政治とシティズンシップ』(晃洋書房)、『ハンナ・アレントの政治理論ーー人間的な政治を求めて』(ミネルヴァ書房)、『市民的不服従』(風行社)、『政治哲学の復権ーーアレントからロールズまで』(ミネルヴァ書房)ほか

「2017年 『復刻版 戦争放棄編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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