ゾウさんのハブラシ (えほんとなかよし 7 チラホラもりのはいしゃさん 2)

著者 : 舟崎克彦

• ポプラ社 (1991年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2018年8月28日]

チラホラもりのはいしゃさん
りすケチャップ先生
しおゆきだるま：渡り鳥に歌を教えるために1日だけ溶けなくない雪だるまの口周りに塩を塗り、溶けにくくする。
ヤマアラ　ハブラシ：怒ったお母さんそっくりなのでハブラシがこわいヤマアラシ、しっぽの毛で怒ってないときに似たハブラシを作ってあげる。
ヌマジロウのしんがっき：カメヌマ・ヌマジロウ、新学期を新しい楽器だと思う。
アライグマのハブラシ：歯を洗うことには気づかなかった、歯を磨いたあとハブラシでハブラシを洗う。
ゾウさんのハブラシ：コウモリが蜘蛛の巣わ払うのに使っていた。
けむしのキャンプ：まゆになるので新しくハブラシと歯磨き粉をもらう。
ケチャップせんせいのたんじょうび：自分の歯磨きを疎かにしていたケチャップ先生、トカゲのおじょうさん、電話局、トカゲのおじいさん歯医者がくる

[holo-holoさんの感想 · 2011年5月2日]

チラホラもりに住む歯医者のケチャップ先生。
雪だるまが解けてきて困っていると、塩で固めてあげたり、
固い毛で歯みがきを嫌がっているヤマアラシの子には、
柔らかい歯ブラシを作ってあげたりととても親切です。
最後はホロリとします。
この歯みがき指導も兼ねて、
ブラッシングのポイントは勉強になります。

[市民と健康情報をつなぐ会さんの感想 · 2010年10月5日]

舟崎克彦（著）。歯科医のケチャップ先生シリーズ全3巻。歯に関わる森の友達の話。巻末に解説あり。監修（財）サンスター歯科保健振興財団。（鷹野）

著者プロフィール

舟崎克彦　　東京都生まれ。学習院大学卒業。白百合女子大学教授。「ぽっぺん先生」物語シリーズ（岩波書店）で路傍の石文学賞、『雨の動物園』（岩波書店）で国際アンデルセン賞を受賞。作品に「日本の神話」シリーズ（あかね書房）他多数。

「2013年 『クレヨンマジック』 で使われていた紹介文から引用しています。」