- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591036860
感想・レビュー・書評
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大昔に読んだズッコケシリーズをかなり久しぶりに再読。シンプルな文体ながらぐいぐい引き込まれる。この時代のズッコケ三人組はキャラが生き生きしていてとても眩しい。
ハゼ釣りをしていたモーちゃんが貧しいおじさんにおにぎりをご馳走し、海賊の宝を隠したという島への暗号をもらうところから冒険が始まる。
そして、同じく宝を狙うヤクザまがいの連中とも三人組ははち合わせてしまい…。という話。
児童文学らしく、ストーリーは分かりやすい展開ではあるものの、ハラハラさせるところもあり、しんみりするところもあり、内容の濃いアニメ映画を観たかのよう。結末が手放しのハッピーエンドとはいかないのも、それでも「やりきった感」の香る爽やかな読後感があるのも「らしい」。これは小学生ならハマるでしょ、と納得の面白さ。こんなアグレッシブな小学生、絶対成績も良さそうなものなのに三人ともテストが苦手なのもご愛嬌。今の時代だからこそ、三人組の行動力が際立って見える。
また、解説もすごくよかった。小学生の目線を忘れず、やわらかな文体でズッコケシリーズを紹介されていて、本当に「大人が子供へ語りかける」よう。子供が思う「大人の理不尽さ」を、親身になって言語化してくれている。ストーリーの余韻を上手く味わわせてくれる名文。一昔前の、優しい、大人のおじさん、って感じ。
改めてズッコケ三人組は面白い。ズッコケ黄金期のリアルタイムよりちょっと遅い世代だが、この三人組と共に子供時代を過ごせてよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パイレーツオブカリビアンみたいなのばかりが海賊じゃないんだ。
宝探ししてみたい。 -
再読
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[墨田区図書館]
ズッコケ三人組の第16巻。
とりあえずこのシリーズについては、私は気が向いたら読むぐらいにしておこう。王様シリーズやゾロリシリーズ同様、もうシリーズのカラーは確立されているし、内容的にはどうとでも。 -
けっこうおもしろかった。
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ズッコケシリーズも折り返し地点まできました。
今回のズッコケは少しスリリング。
いつも思うのだけれども、この三人、これだけ色々と沢山の経験をしてどんな大人になるのだろー。 -
けっこうスリルがあって、面白かった。dy<kouta6>
そんなわけで~今回の一言~宝探しは、スリルがつきもの。以上!
(今回の一言とは、本を読んでわかった教訓を短くまとめたもの。)