歌舞伎へどうぞ: 日本人の美と心 (10代の教養図書館 6)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591044834

作品紹介・あらすじ

歌舞伎の劇場正面のやぐらは何か、舞台にかかる幕の色はなぜ三色なのか、花道はどうしてできたのか、歌舞伎の歴史に秘められたものは?伝統美と型にいろどられた不思議な世界の本質を探る。そして、そこから見えてくる日本人の美意識、倫理観、政治観などを、アジアの芸能との比較もまじえて大胆に考える。

感想・レビュー・書評

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  • 10代向けの歌舞伎入門。歌舞伎の歴史、色の秘密、役者の身分、芝居小屋のしくみ、型や音楽の意味、代表的な作品や脚本家などが解説されている。

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著者プロフィール

1934年、新潟県新潟市に生まれる。新潟大学卒業、東京大学人文科学研究科博士課程修了、文学博士。学習院女子短期大学教授、学習院大学文学部教授を経て、現在学習院大学名誉教授。前国際浮世絵学会理事長。元日本近世文学会代表。大韓民国伝統文化研究院顧問。研究領域は近世文芸、浮世絵、比較民俗学、比較芸能史。

●主な著書に、『愛と死の伝承』、『近松世話物集(1)(2)』、『歌舞伎開花』(いずれも角川書店)、『元禄歌舞伎の研究』、『近世芸能史論』、『近松世話浄瑠璃の研究』、『親鸞の発見した日本─仏教の究極』(いずれも笠間書院)、 『忠臣蔵の世界』(大和書房)、『江戸その芸能と文学』、『近世の文学と信仰』、『心中─その詩と真実』、『出版事始─江戸の本』(いずれも毎日新聞社)、『日本王権神話と中国南方神話』(角川書店)、『大地女性太陽三語で解く日本人論』(勉誠出版)、『鶴屋南北』(山川出版社)、『日本の幽霊』(岩波新書)、『日本の祭りと芸能』、『北斎の謎を解く』(いずれも吉川弘文館)、『霊魂の文化誌』、『江戸文学の方法』(いずれも勉誠出版)、『安倍晴明伝説』(ちくま新書)、『日本人と遠近法』(ちくま新書)などがある。

「2017年 『能・狂言の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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