しらんぷり

  • ポプラ社
3.87
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本棚登録 : 187
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591054253

作品紹介・あらすじ

ドンチャンがまたいじめにあっている。ヤラガセたち4人組は、ドンチャンの画用紙の上に、手伝ってやるなんていいながら、えのぐをぬりたくっている。ドンチャンは、だまってやられるままになっている。ぼくとセイヤとヨッチンは、絵を描くのに一生懸命…なのだ、というふりを、一生懸命にしているだけ。口にだしたら、こんどはこっちがやばいからだ。しらんぷりを続けるぼくたち…。

感想・レビュー・書評

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  • 長編の映画を見終わったくらいの感覚を覚える、長い分厚い絵本。
    色んな言葉が混ざり合ってうまく言葉にできないや。

  • 両親の言葉が悲しい。
    この無責任さ。

    出版は1997年。ちょうど30年前。
    いじめの陰湿さが問題視され始めた頃。
    その中で、この作品が生まれたことは賞賛に値すると思う。

  • 中2と 小4の 子どもがいる 私にとっては スルーできない 問題!! いじめられていたら 周りの人(特に大人) は なぜ 言い返せないのか、なぜ やり返せないのか…と言いますが、本人は それが できないのです!だから 根深いのです!!子どもたちには 言っています。「無理して学校に行かなくてもよい。逃げなさい」 と…

  • 絵本としては長編です.

    このお話のアニメバージョンがYouTubeにあります.
    https://youtu.be/J5CIRlrZB-I

  • 「しらんぷりというのは、いじめに加わることやで。ーいじめっ子を断罪して終わるのではなく、その子も含めてやがて中学生になり青年になる子どもたちへ、温かいまなざしが向けられて終わっていて心地よい一冊です」
    (『いじめを考える100冊の本』駒草出版 の紹介より)

  • 梅田 俊作 (著), 梅田 佳子 (著)

  • モノトーンのムダなもののないスッキリした大胆な絵.
    内容はイジメを扱って,周りの何もしない子どもの視点でかかれ,もやもやもやと考えさせられる.

  • 長編絵本

    屋台のおじさんの言葉が心に残った

  • 5-1 2013/02/13

  • いじめの本。いじめる側、いじめられる側だけでなく、見てみないふりをする側、それらが交わって人を追い込む。

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著者プロフィール

京都府生まれ。
主な作品に『このゆびとーまれ』(講談社・講談社出版文化賞)、『ばあちゃんのなつやすみ』(絵本にっぽん賞)、『しらんぷり』(日本絵本大賞)、『14歳とタウタウさん』(日本絵本賞特別賞)などがある。

「2020年 『てんにのぼったおけや』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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