- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591054253
作品紹介・あらすじ
ドンチャンがまたいじめにあっている。ヤラガセたち4人組は、ドンチャンの画用紙の上に、手伝ってやるなんていいながら、えのぐをぬりたくっている。ドンチャンは、だまってやられるままになっている。ぼくとセイヤとヨッチンは、絵を描くのに一生懸命…なのだ、というふりを、一生懸命にしているだけ。口にだしたら、こんどはこっちがやばいからだ。しらんぷりを続けるぼくたち…。
感想・レビュー・書評
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長編の映画を見終わったくらいの感覚を覚える、長い分厚い絵本。
色んな言葉が混ざり合ってうまく言葉にできないや。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
両親の言葉が悲しい。
この無責任さ。
出版は1997年。ちょうど30年前。
いじめの陰湿さが問題視され始めた頃。
その中で、この作品が生まれたことは賞賛に値すると思う。 -
中2と 小4の 子どもがいる 私にとっては スルーできない 問題!! いじめられていたら 周りの人(特に大人) は なぜ 言い返せないのか、なぜ やり返せないのか…と言いますが、本人は それが できないのです!だから 根深いのです!!子どもたちには 言っています。「無理して学校に行かなくてもよい。逃げなさい」 と…
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「しらんぷりというのは、いじめに加わることやで。ーいじめっ子を断罪して終わるのではなく、その子も含めてやがて中学生になり青年になる子どもたちへ、温かいまなざしが向けられて終わっていて心地よい一冊です」
(『いじめを考える100冊の本』駒草出版 の紹介より) -
梅田 俊作 (著), 梅田 佳子 (著)
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長編絵本
屋台のおじさんの言葉が心に残った -
5-1 2013/02/13