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- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591055946
感想・レビュー・書評
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日本昔話
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若者が鶴を助けると若い娘がお嫁さんにしてくれとやってくる。
機織りがしたいと言うので、用意してやると織っている間は決して覗かないようにと言って奥の部屋で機織りをする。
数日して少し疲れた娘が出て来るが、若者は気づかない。
美しい織物を売りに行くとお殿様の目に止まり、高く買ってくれる。
もっと持って来れば高く買ってやると言われ、さらに娘に頼む。
数日してやつれた娘が美しい布を織りあげるとまた売りに行き、高額で買ってもらえる。
家に帰りもっと織ってくれと頼むと、弱弱しい音を響かせながらも娘は機織りをするが、若者は弱った体で大丈夫だろうかと心配して奥の部屋を覗いてしまう。
そこには自分の羽を抜いて機織りに差し込む鶴の姿があった。
かつて助けてもらった鶴だと正体を明かすが、見られたからにはもう一緒にはいられないと言う。
お金はもういらないからと若者は言うが、鶴は飛んで行ってしまうのだった。
織るごとに娘の髪がちょっとずつほつれていくだけで、表情に変化がないので分かりにくいかも。
少しは娘を心配している描写はあるものの、お金に目が眩んで無理に娘に頼む展開。 -
ばあば4歳の誕生日プレゼント。こんな渋い話に食いつくとは思わなかったよ。「つるおんがえし」と呼んでしょっちゅう読んでました。
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