宇宙怪人 (少年探偵・江戸川乱歩 9)

著者 :
  • ポプラ社
3.60
  • (2)
  • (5)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591058466

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 電灯の光と空の明るさがちょうど同じくらいの、すれちがうひとの姿がひどくぼんやりとして影のように感じられる黄昏どき、銀座の街に突如として現れた5つの空飛ぶ円盤。その後、丹沢山中に現れたという羽のある大トカゲ。そして、空飛ぶ円盤はニューヨークにも出現し、地球を震撼とさせる。少年探偵シリーズもここまで壮大な話になったのかと感嘆。本作のクライマックスで宇宙怪人の首謀者が語る宇宙船地球号的な視点は、当時の戦争の時代にあっては子どもたちにも心に響くものがあったのではないかと思われた。

  • エドガー

  • (2013-10-27)

  • 2012年7月13日

    装丁・さし絵/藤田新策

  • ひゃー う、う、う、う、う、う、う、う、う、う、う、宇宙人が来たー。ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、ど、どうすればいいのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江戸川乱歩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×