おちんちんのえほん (からだとこころのえほん 1)

  • ポプラ社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591065440

感想・レビュー・書評

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  • 「おちんちん」について
    何故、男の子と女の子は違うのか。
    何故、人に見せたらいけないのか。
    何のためについているのか。

    性教育の基礎が一通り学べる素敵な絵本です。


    性別の違いの説明からはじまり、
    性犯罪から回避する知恵を与え、
    生命の誕生を優しく説明し、いのちの重さ、
    その大切さを、丁寧な言葉でとても分かり易く、
    可愛い絵と共に、サラッと表現しています。

    羞恥心が芽生える前に、
    性差と命の大切さを感じ取ってもらえる書です。

    就学前のお子さんには、
    是非、読み聞かせをしてあげてください。
    一年生以上なら、子どもに読ませてあげてください。

    男の子ではなく、女の子にもオススメします。
    ラストはちょっと感動ですよ。

  • 6歳息子。
    だんだん一人で本を読むようになってきたので、感想基準変更しました。主に親が選んだ作品を図書館から借りてきています。

    6歳0ヵ月

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 ◯

    てぃんてぃんに興味を持ってきた息子。
    まわりのお友達も同様で、挨拶がわりに掴んだり!するので、これは早急に教育が必要、と読ませました。
    プライベートゾーンのこととか、悪い人についていってはいけない、ということがしっかり描かれていて、大助かり。
    息子も気に入ったようで、何度も読んでいました。

  • 小学一年生の息子にはぴったりの内容でした。
    息子は、読み終わってから
    「そうだったのかー!」
    と感動と納得をし、私にぎゅーっと抱きついてきました。

  • 赤ちゃんはどこからくるのか、に興味のあるお年頃。
    いったい、なんて伝えれば・・・?そんなときにとってもよい絵本。

    男の子用ですが、女の子でも全然オッケー。
    絵も語り口も優しく、リアルすぎず、恥ずかしくなく、「本当のこと」「大切なこと」を上手に伝えられました。

  • 性教育のおすすめされてたので買ってみました。
    まだ9ヶ月の息子。 
    その時が来たら読ませたいと思います。
    素直に本当のことを話してあげれば
    いいんだなと思いとても参考になりました。

  • プライベートゾーンについて書いています。

    いやらしくなく、性教育できます。

    絵も優しいタッチで良い絵本だと思います。

  • (2016年3月)
    図書館で借りて読み。

    去年の3月くらいに幅広い年齢のお母さんが集まって、性についてどう教えるか、という座談会に参加してみたことがあった。その時に紹介されていた本。借りようと思いながらなかなか借りてなかった。

    5歳児と一緒に読んだけど、タイミング的(去年赤ちゃんが産まれたので)にちょうどよかったみたい。

    ・プライベート・ゾーンは家族とお風呂に入るとき以外は見せないで大事にすること(最少露出で着替えることを教えたかったので役だった)
    ・プライベート・ゾーンを見せてきたり、触ってきたりする人についていったりしてはいけない。「たすけて!」って大声でいうこと(性犯罪・防犯の意識を教える)
    ・赤ちゃんはお母さんのお腹の中からこうやって産まれてくるんだよ(ソフトな感じで妊娠・出産について教えたかったので良かった)

    結構いい本だと思う。小学校に入っても低学年くらいなら通用する内容。


    (2020年2月)
    図書館で借り。
    9歳児Fに性について教えたい、身を守ることも教えたい…と思って借りてきた本。
    Fも4歳児Aもしっかり聞いてくれた模様。
    あとがきにお母さんは息子のおちんちんを可愛らしく思うことでしょう、と書いてあって、うんうんおもうおもう!と同意。
    ペニスと読み上げるのは正直気恥ずかしいのだが必要なことだとおもうので、横で夫はチャチャを入れないで欲しい。

    (2022年7月)
    6歳児A、そのへんで真っ裸で着替えたりする。公園のじゃぶじゃぶ池で遊んだ後とか。
    なので、プライベートゾーンの概念をそろそろ教えるべきか、と思って借り。伝わってほしいものである。

  • 3歳11ヶ月

著者プロフィール

 吉祥寺女子中学・高校副校長を経て、“人間と性”教育研究所所長、“人間と性”教育研究協議会代表幹事、隔月刊誌「性と生の教育」編集長などを歴任。
 性教育に着手して33年、著書・編著・訳書は130冊以上、ビデオは40本、各地で多数の講演と大学・短大など数校の集中講義をこなし、日本の性教育を常にリードしつづけた。真・善・美のなかで一番好きなものは「美」で、趣味は美術鑑賞と収集。2000年6月逝去。
 幼児と小学生向けにつくった主な書籍は、『マンガ ポップコーン天使—知ってる?女の子のカラダ』『せっくすのえほん』(共に、子どもの未来社)、『からだっていいな』(童心社)、『あかちゃんはどこから』(ポプラ社)、『性の絵本』(大月書店)『さわってごらん ひとのからだ』(福音館書店)など。

「2000年 『おちんちんの話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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