ガ-ルズ・ブル- (teens’ best selections 5)
- ポプラ社 (2003年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591074220
作品紹介・あらすじ
いいじゃん。あたしたちには愛がある。劣等高校生、理穂・美咲・如月。それぞれの夏がはじまった-。気鋭・あさのあつこが放つ、切ないほど透明な青春群像小説。
感想・レビュー・書評
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青春だなって感じ。
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青春は、やはり不完全で、楽しすぎて、意味もなく悩んで。感情が繊細で。いつまでも続くはずもなく、いつしか通り過ぎていく。高校の時は、男クラでこんな淡い思い出ないなあ。
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もっと終わりのところに時間をかけて欲しかった‼️
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高校生の他愛もない日常。
主人公は理穂。彼氏に振られたところから始まる。彼女の親友は美咲。かなりの虚弱体質だが口が悪すぎる。も一人親友の如月。名前がかっこいい。笑
学校生活、夏祭り、海の話などたいした出来事は起こらず本が終わってしまった。続きの話はないんだろか…如月の兄、睦月は理穂のことが好きみたいだった。その話がもっと知りたいなと思った。エンディングがもちょっとちゃんとしてたら良かったのになと思う。 -
偏差値低めの高校で,将来にちょっぴり不安はあるけれど,今を楽しむことが最優先事項。
腹を割って付き合える仲間っていいなと思いました。 -
頭は良くない、勉強は嫌い、難しい事嫌い、深く考えるのは苦手。そんなどこにでもいるような高校生の話。他人から同情される事が嫌いで、自尊心が強くて。要するに子供以上・大人未満な中途半端な季節。自分の感情に素直なこの子たちを見ていると、未熟な考えも「いいなぁ」と思えてしまう。ちょっとうらやましくなった。
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あさのあつこさんの作品です❤キュンキュンします❤❤
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https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
高校2年生の主人公・理穂と幼馴染の美咲・如月の3人を中心に、この年頃特有の想いや人との関わりが描かれている。勉強は苦手だけど、おばあちゃん子だった理穂は、意外に物事や言葉に対してするどい感覚を持ってる。病弱な美咲はわがまま放題だが、辛辣な言葉の中に真実が見える。人の偽善に対しても厳しい。如月はかなりマイペースだが、すっごくいい奴。それ以外に出て来る子も、理穂の弟の真央、学年一の成績のスウちゃん、中退した綾菜・・・みんないい子。