- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591082805
感想・レビュー・書評
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表紙の写真の中央で子犬を抱く青年、荒木幸雄さんのドキュメント。飛行機に乗りたくて海軍の少年飛行兵を目指し、ひたすら勉学や鍛錬に励み、夢を実現させたのは、特攻兵になるためではなかったはず。まして、初めての出撃が特攻になるなんて…。わずか17歳で家族や日本を背負い、出撃の二時間前にもかかわらず、あんな表情で写真におさまる事が出来るなんて、ただただ驚くばかりです。今の日本を見たらどう感じるだろうか。このような戦争があった事、決して忘れてはいけないと、改めて思いました。辞世の句、「君がため世のため何か惜しからん 雲染む屍と散りて甲斐あり」
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201364.戦争関連本の紹介の本であらすじを見てよみたくなりました。少年飛行兵という存在すら知らなかったので、やるせない気持ちになりました。一瞬見ると立派な青年。でもよく見るとまだあどけないところが残る少年飛行兵たち。特攻といえば、知覧ですが、少し離れた万世基地からこの少年飛行兵たちは家族や愛する人、日本を守るために飛び立って行ったんだそう。知覧へ行く時は、是非万世にも立ち寄りたいです。参考☆http://washimo-web.jp/Trip/Bansei/bansei.htm
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表紙の写真は、
「特攻出撃前に、子犬を抱いて微笑む少年飛行兵たち」。
少年たちは、
大空を飛ぶことに憧れ、練習機に乗って訓練に励んだのだろう。
泳ぎたかったのは平和な空。
戦争のない平和な空だ。
愛する人々、愛する祖国とその未来を守るため、
命を犠牲にした少年たち。
そんな行き逝きし若者たちの記録です。
子犬を抱えて微笑む荒木幸雄クン(当時17歳)が、
大空に思いを馳せて
陸軍少年飛行兵を志望しめでたく合格した時から、
彼はもう前に進むしかなくなったのだと思う。
君がため世のため何か惜しからん
雲染む屍と散りて甲斐あり
荒木幸雄 -
やっぱり特攻隊のことは知っとかんといけんでしょう、日本人として。感情移入しすぎの感があってちょっとうっとうしい文章なのが残念。
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帝国陸軍少年飛行兵の荒木幸雄伍長は若干17歳で特攻出撃し沖縄沖で戦死しました。隊長の佐藤睦男中尉も若干23歳。表紙の写真は出撃前日に新聞記者によって撮影された隊員達です(/_;)子犬を抱いているのが「ゆき」
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