地獄堂霊界通信2 (vol.6) (ミステリー&ホラー文学館 12 地獄堂霊界通信2 VOL. 6)

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  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085912

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    ミステリー&ホラー文学館12.

    地獄堂霊界通信Ⅱ 6.
    そこにいる ずっといる・・・・・

    作:香月日輪(こうづき ひのわ)
    絵:前嶋昭人(まえじま あきひと)

    発行所:株式会社ポプラ社


    2005年3月 第1刷

  • うん、これも地獄堂らしい話でした。
    やっぱり幽霊話、妖怪話が基本かな~。

    浮き男も切ないいい話でした。
    泣いちゃったよ…。
    本当にこの二人がまた再び会える日を、私も心待ちにしたい。
    救われた方だけでなく、救った方までもが救われていくのは、人だからなのかなぁ。

    「そこにいる ずっといる…」も別の意味で切なかった。
    でも最後は「良かったね」と言えるラストではあった。
    ここまで重大なことでなくても、いろんな過去を「取り返せるものならば」と思わない人はいないだろう。

    しかし気になるのはこの巻に「七巻で会おう」というあとがきがなくて、これ以降続きが出ていないことなのだが。
    うーむ…続きはなくて終わりなのか。
    それもハッキリしないのが未だに気になります。

  • 流されれば楽だ、というのを悟ったのはいつなのか。
    怒られてもはいと答え、相手の望む通りに動き
    相手の気に入るように行動する。
    それはとても楽で、だからこそツケは大きい。
    というより、自分でツケを育てているようなものですね。

    人生良い事があれば悪い事があり、逆もまた…の繰り返し。
    楽を取れば当然積み重なっていく苦。
    ものすごく嫌なものをみてしまった感じではありますが
    自分を持つ事を考えるにはとてもよいかと。
    むしろほとんど流されてますがw

    後半はまた怖い系かと思いきや…な展開。
    保健室の先生、またしても怖い系!? と思いましたが
    今回は別に悪意ではなかったです。
    とはいえ、こんな夢をさんざん見せられるのは
    遠慮したいものですが。

  • 地獄堂の漫画を発見したから、つい懐かしくて読んだ(´ω`)
    やっぱりてっちゃんは私の理想の男。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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