- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591088449
感想・レビュー・書評
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■書名
書名:秘密の花園
著者:バーネット
翻訳: 谷村 まち子
■概要
インドで愛情なく不自由なく育てられたメリー(メアリー)。ところが、
ある日、インドでコレラが大流行し、両親が他界します。使用人たち
もみんないなくなり、屋敷に一人きりになります。
そんな所に、父の同僚らがきて、発見されたメアリーは、イギリス
ヨークシャーに住む、血の繋がらない伯父・クレーブンに引き取ら
れる事になります。
果たして、メリーは、今後どうなっていくのでしょうか?
■感想
本当にいまさら読みましたね・・・
童謡って、色々知らないのが多いのですよね。
なので、これからも不定期ですが、読んでいきたいですね。
さてさて、この本の内容ですが、世界名作劇場にある王道のシナリ
オです。
1.わがまま娘の誕生
2.裕福な状態で、両親の他界
3.一癖も二癖もある、親戚の家に移動
4.わがまま娘から他人を思いやれる娘への変貌
5.親戚の秘密を発見
6.友達との出会い
7.大人が解決できない問題を、子供目線で解決
(悪者の大人と子供の対決)
8.一部の大人を除き、ハッピーエンド
小公女とかは、3からがかなり酷い展開(1自体無いですが・・・)です
が、このお話は、底辺がかなり裕福なため、それほど、同情感などは
生まれません。また、子供向けなので、話がかなり急展開します。
話の流れは、非常に分かりやすいですが、以下の詳しい描写があると
もっと面白かったと思います。
(もしかしたら、出版社によっては、ここら辺の記載があるのかもしれ
ません)
・悪者が悪に徹する
・悪者の背景
総じて面白いですが、それぞれのエピソードと登場人物が詳しく描
かれるともっともっと面白いと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示