秘密の花園 (ポプラポケット文庫 405-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591088449

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:秘密の花園
    著者:バーネット
    翻訳: 谷村 まち子

    ■概要

    インドで愛情なく不自由なく育てられたメリー(メアリー)。ところが、
    ある日、インドでコレラが大流行し、両親が他界します。使用人たち
    もみんないなくなり、屋敷に一人きりになります。
    そんな所に、父の同僚らがきて、発見されたメアリーは、イギリス
    ヨークシャーに住む、血の繋がらない伯父・クレーブンに引き取ら
    れる事になります。

    果たして、メリーは、今後どうなっていくのでしょうか?

    ■感想

    本当にいまさら読みましたね・・・
    童謡って、色々知らないのが多いのですよね。
    なので、これからも不定期ですが、読んでいきたいですね。

    さてさて、この本の内容ですが、世界名作劇場にある王道のシナリ
    オです。

     1.わがまま娘の誕生
     2.裕福な状態で、両親の他界
     3.一癖も二癖もある、親戚の家に移動
     4.わがまま娘から他人を思いやれる娘への変貌
     5.親戚の秘密を発見
     6.友達との出会い
     7.大人が解決できない問題を、子供目線で解決
      (悪者の大人と子供の対決)
     8.一部の大人を除き、ハッピーエンド

    小公女とかは、3からがかなり酷い展開(1自体無いですが・・・)です
    が、このお話は、底辺がかなり裕福なため、それほど、同情感などは
    生まれません。また、子供向けなので、話がかなり急展開します。

    話の流れは、非常に分かりやすいですが、以下の詳しい描写があると
    もっと面白かったと思います。
    (もしかしたら、出版社によっては、ここら辺の記載があるのかもしれ
    ません)

     ・悪者が悪に徹する
     ・悪者の背景


    総じて面白いですが、それぞれのエピソードと登場人物が詳しく描
    かれるともっともっと面白いと感じました。

著者プロフィール

フランシス・イライザ・ホジソン・バーネットは、1849年イギリス・マンチェスターに生まれたが、幼い頃父を亡くし、16歳で一家とともにアメリカへ渡る。1873年、医師のスワン・バーネットと結婚、二人の男児をもうける。1886年『小公子』を発表し大ベストセラーに。1905年『小公女』、1911年『秘密の花園』を発表し、世界的な児童文学作家としての地位を不動のものにした。ニューヨーク州で余生を送り、1924年同地にて死去。

「2021年 『小公女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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