ビルの中の恐怖 (ホラーセレクション 3)

著者 :
制作 : 赤木 かん子 
  • ポプラ社
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本棚登録 : 15
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591090749

感想・レビュー・書評

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  • 内容:古典的名作から現代作家の手になる作品まで、古今東西の傑作を収集。小説にこだわらず、漫画や落語などあらゆるジャンルからこわい話を集めている。
    赤木かん子編 ホラー短編セレクション

    ☆このメモには私の感想はなく、全て赤木かん子さんの解説や話のあらすじを本から書き写したもの。自分用のメモです。

    ●ブラインドタッチ / 山下定著
    ●心霊術師 / 姫野カオルコ著
    ●中に人が残っています / 都戸野津万裏著
    ●駐車場から愛をこめて / 赤川次郎著
    ●ビルの中の恐怖 / 赤川次郎∥他著

  • 「ブラインドタッチ」(山下定)、「心霊術師」(姫野カオルコ)、「「中に人が残っています」」(都戸野津万裏)、「駐車場から愛をこめて」(赤川次郎)の4編

    「「中に人が残っています」」だけすごく短くてあとは少し長め。(短編ではあるけれど)

    「ブラインドタッチ」は主人公がこの先どうなるのか心配なところで終わる。

    「「中に人が残っています」」結局なんだったのか分からない話。

    「心霊術師」
    主人公はアタマがよくないと言いつつもよさそうなことがじわじわと分かる…。
    なんとなく読んでこなかった作家だけれど、読みやすかったので、他の作品も読んでみたくなった。

    「駐車場から愛をこめて」
    上司の人、そうじゃないかなと思ったけれど、切ない…。

  • <HORROR SELECTION 3 : HORROR IN THE CITY>
      
    装画/中澤由美子
    装幀/井上則人デザイン事務所

  • 児童書のコーナーに置いてあるが、大人でも十分に楽しめる……というか、大人向けのような気がする。
    「駐車場から愛をこめて」はダメ男のダメっぷりに泣けてくる。「ブラインドタッチ」「中に人が残っています」は新鮮味はないが面白く読めた。「心霊術師」は自分にはあわなかったようで、作品の良さがさっぱりわからなかった。

    <収録>
    「ブラインドタッチ」山下定、「心霊術師」姫野カオルコ、「中に人が残っています」都戸野津万裏、「駐車場から愛をこめて」赤川次郎

  • 都会テーマ。普通恐怖をあおりそうなのは旧式な日本家屋や幽霊屋敷だったりするけれど、身近にある近代的な建物が舞台ってのも効果的な恐怖。
    この中では赤川次郎「駐車場から愛をこめて」がやはり名作。あまり怖くはないけれど、「哀しさ」がこの作品の味なんだろうな。ラストも好き。
    ちなみに「中に人が残っています」、これが実話怪談っぽくって個人的には恐怖のツボ。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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